本当にやりたいこと・なりたい自分!それを見つけるタイミングは毎日のあの時間

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夢や目標に疑問を抱いたことはありませんか?

 

普段生活している中で夢や目標を考えていて、「本当にしたいことだっけ?」となった経験はありませんか?

私はあります。そうなると、今まで考えてきた将来設計や持ち続けた気持ちが揺らぎますよね。

 

そんなとき私はあることを思い出すようにしています。それを思い出すことで夢や目標、決心が揺らいだ時に軌道修正してくれる言葉です。

 

そのことについてお話をしたいと思います。

 

映画で主人公が言った一言

 

「朝、目が覚めた時に歌を歌いたいと思ったのなら、あなたは歌手になるべきよ」

 

私は昔から映画が好きでいろいろなジャンルの映画を観るのですが、高校生の頃にテレビで放送された、その映画の主人公が言った一言がなぜかグッときてずっと覚えています。その映画は結構昔の映画ですが今でも好きです。

 

【映画について】

『天使にラブ・ソングを2』(原題: Sister Act 2: Back in the Habit)は、1993年のアメリカ合衆国の映画。主演ウーピー・ゴールドバーグ、監督ビル・デューク、製作タッチストーン・ピクチャーズ。

前年にヒットした『天使にラブ・ソングを…』の続編。殆どのキャスティングを前作と同じくし、マギー・スミス、キャシー・ナジミー、ウェンディ・マッケナ、メアリー・ウィックス、シスター達を演じた女優達などが再出演した。また、コーラスなどの歌のシーンを含んでいる点も、前作と同じくする。サスペンスコメディ的作風だった前作と異なり、本作は高校を舞台とした青春映画的作風となっている。

参考:Wikipedia

 

【あらすじ】

前作の事件から1年後。ラスベガスで成功を収め、二流スターとして忙しい毎日を送るデロリスの元に、聖キャサリン修道院で出会った、かつての友人たちが訪れる。聞けば社会奉仕先の高校の悪ガキ達にほとほと手を焼き、みな疲れきってしまっているという。院長先生の頼みもあり、またそこが自分の母校であることもあって、デロリスは援助の要請を受け入れる。そして再びシスター・メアリー・クラレンスとなって、サンフランシスコにある母校、聖フランシス高校へと向かうのであった。

・・・ 中略 ・・・

しかし、ふとしたことから学校が今学期いっぱいで閉鎖されることを知ってしまったデロリスは、状況を打開するために本格的な改革に乗り出し、音楽クラスの生徒たちで聖歌隊を結成をすることを提案する。

参考:Wikipedia

 

なぜこの言葉を言ったのか

 

このセリフは、映画の中盤にウーピー・ゴールドバーグが演じるシスター・メアリー・クラレンスが悪ガキ達のリーダー各の”リタ”に言った言葉です。

 

リタは本当は歌を歌うのが好きで「歌を歌いたい」「歌手になりたい」という夢をあり、その夢を友達にも家族にも隠しています。

そんな時に学校で聖歌隊の話が出て「やりたい!」となったのですが、リタは母子家庭で母親は「夢なんか見ないで現実を見ろ、そして勉強しろ」というお堅い母親。

リタの父親が夢を追いかけて失敗し、辛い思いをした過去がそうさせている。

そんな過去もあり、リタは母親に従い夢を諦め勉強し、周囲とも距離を置くようになる。

 

そのことを知らないシスター・メアリー・クラレンスは「来ない奴はほっとけ」となっていた。

しかし、歌を楽しそうに歌うリタを偶然見かけた同僚のシスターが、シスター・メアリー・クラレンスを説得してその場面となる。

 

言葉の真意

 

この「朝、目が覚めた時に歌を歌いたいと思ったのなら、あなたは歌手になるべきよ」という言葉の真意については私の見解は

それが本当にやりたいことなら、自分に正直になれ。人になんと言われようが絶対やるべきだ。後悔しないために!

 

そして、なぜ「朝」なのかというと。

朝、目が覚めた直後は余計なこと考えていない状態。つまり、雑念がない透き通った感情だからであると思います。

目が覚めた時に意識するとわかると思いまが、「こういうことか!」ってなります。

 

何が言いたいのか

 

紹介した言葉は、聴く人によってや、その時の心境によっていろんな意味に捉えることができます。

しかし、1つ言えることは

自分に正直になれ、前を見ろ

ということではないでしょうか。

 

周囲の人の声や目に惑わされ、夢を諦めたり流されたりして、自分を無理やり納得させてしまうことはよくあることです。大半の人はそうだと思います。私もその一人です。

 

大抵の場合、人に話すと「どうせ無理だ」って言われるかそう思われます。確かに冷静に考えてみると無理かもしれない。

でもそれは、「今のままでは」ということに過ぎないということです。

 

私の体験を例にすると

高校生の時に音楽が好きでそっちの道に進もうという目標を立てて、毎日音楽の勉強したり楽器の練習をしていた。

進路相談会の時に初めてそのことを言ったら、みんなが「無理だ!やめとけ」と猛反対。

言いたいことは何となく自分でも理解していた。勝手なイメージだが、「一握りの人しかそれで生活をしていけないんだろう」と思っていたからだ。そして、「ものは試しに」と音楽の専門学校のオープンキャンパスに行って現実を見た。自分が努力した以上に努力している人が大勢いた。

私はそこで心折れてそっちの道に行くことを断念した。

 

ここまでで今の自分が思うことは、なぜ猛反対されたときに音楽のことも知らない、業界のことも知らに知ろうともしない人の言う言葉に踊らされてしまったのだろうか。

そして、勉強不足で努力していると勘違いしていた”井の中の蛙”だった自分が現実と向き合って、なぜそこで諦めてしまったのか、なぜ逃げてしまったのか。

いろいろ思うところはありますが、要するに好きなだけでそれが本当にやりたいことではなかったということです。

しかし、この後には続きがあります。

 

林業科だった私は、普通科の人が高校3年間で勉強する教科でさえ半分もやっていなかった。専門的な学科の為、そっちの勉強が主だったからだ。

そうなると、大学進学も林業関係しか難しいと言われた。しかし、音楽関連の道は諦めたが、なぜかその時に「時代はパソコンだ」とパソコンも満足に触ったことがなかった自分はテレビを観ていて思った。

そこからは、早かった。当然まともにパソコンも触ったことない奴が「IT系の大学に行く」って言い出した日には「気でも狂ったか」と思われたと思う。しかも、高校3年間の普通教科の半分も勉強していないのだ。

案の定、「もう勝手にしろ」感が周囲から感じ取れた。

私の家は母子家庭なので、そもそも大学進学すらどうなるかわからなかったし、田舎だったため大学がかなり遠くになり一人暮らしは確定していた。「できるだけ支援はするが後は自分でなんとかしろ」と言われていたので、大学生活は厳しいものになることは容易に想像できた。

しかし、一回夢を諦めていたこともあり「時代はパソコンだ」と思った気持ちを諦めることができなかった為、「できることは何でもしよう」と思って私立ではあるものの自分が入れるかもしれない大学を探しオープンキャンパスへ行った。その時にたまたまオープンキャンパス後の進路相談会があってそれに参加した。

「林業科で普通教科の勉強をしていないのですが、ITの勉強がしたくて大学に入れますか」と、いろいろ話をしていると、相談会の相手の人が「あなたの高校名を教えて下さい。あなた宛に大学から手紙を出します。」と言われて「?」となってその日を終えました。

後日、職員室への呼び出し。「なんかしたっけなぁ」と何も覚えがないまま職員室へ向かった。先生達が集まっていて「やべ~ことしたのか?」と焦っていたら、その大学からの手紙が本当に届いていた。

内容は「貴校の○○○様を、○○○大学への指定校推薦生に推薦する」みたいなことが書かれていたみたいだ。そこからは先生達も手の平を返したような態度。

大学の面接でその手紙のことを聞いてみたところ、相談会で話した人はどうやら”副学長”だったみたいで大学で2番目に偉い人だった。

そこからは、その大学に入学して当然仕送りもなかったので、奨学金を受けたりバイトしまくって食いつないで今に至るという感じだ。

 

この経験から得たもの

長くなってしまいましたが、私は本当にやりたいことのきっかけを見つけてそれに向かって今も邁進中です。最初は「無理だ!無駄だ!」と言われながらも、IT業界に足を踏み入れてその後はプロフィールに書いてある感じです。

冒頭でも言ったように気持ちが揺らいだ時は思い出すようにしています。

あのときに1つ目の目標を諦めたことは、自分にとって良かったのか悪かったのかはわかりません。

しかし、2つ目の目標は、「後悔したくなかった」ということもあり、諦めずに続けてよかったと思います。結果的には良い方に向かっているはずです。

 

まとめ

 

夢や目標や決意は時間が経つとどうしても揺らぎがちです。それは、別に悪いことではないです。

それだけ自分が成長して知識や経験を積んで、考え方も変わってきたために起こることだと思います。

成長し考え方や周囲の環境や自分の置かれている状況が変化していく中で、揺らいだとしても同じ夢や目標を持ち続けられることというのは、

それが本当にやりたいこと

だからではないでしょうか。

 

本当にやりたいこと・なりたい自分というのは、自分の幻想の中にあります。それが故に他人には理解されにくいです。

しかし、思い出して下さい。

「朝、目が覚めた時に歌を歌いたいと思ったのなら、あなたは歌手になるべきよ」

 

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