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派遣のシステムエンジニア(SE)はぶっちゃけチートなんだけど…

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「派遣のシステムエンジニア(SE)って社内で受注案件している人と比べてしんどいの?それとも楽?」という疑問は、派遣の人も社内で受注案件をしている人もお互い気になりますよね。

 

ここでは派遣のシステムエンジニア(SE)のイイいところと悪いところをぶっちゃけていきます。

そこで、両方ともガッツリ経験している私が社内で受注案件をしているシステムエンジニア(SE)と比べて「何が良くて」「何が悪いか」ということも解説します。

 

これからシステムエンジニア(SE)になろうとしている人も、すでにシステムエンジニア(SE)でこれから転職を考えている人も、参考になるように派遣のシステムエンジニア(SE)にフォーカスしつつお互いの仕事ぶりを比較しながら説明します。

そして、派遣のシステムエンジニア(SE)はなぜチートなのかもリアルにあった話を交えてぶっちゃけます。

けっこう壮大な内容になっちゃったので、ご了承ください。

 

派遣のシステムエンジニア(SE):派遣システムエンジニア(SE)社内で受注案件をしているシステムエンジニア(SE):社内システムエンジニア(SE)

 

派遣と社内案件をしているシステムエンジニア(SE)の決定的な違い

ビジネス

 

派遣システムエンジニア(SE)と社内システムエンジニア(SE)の決定的な違いは、”売上げの上げ方”です。

簡単に説明すると次のようになります。

  • 派遣システムエンジニア(SE):時間給
  • 社内システムエンジニア(SE):案件が完了したら

 

派遣システムエンジニア(SE)の特徴

ぶっちゃけ仕事ができない方が残業をめっちゃすることになるから自社としては売上げはいい。でも、派遣先から切られる可能性が高いのでいろんな現場をたらい回しにされる。

 

社内システムエンジニア(SE)の特徴

仕事ができないと納期に間に合わないので仕事ができればできるほど案件をこなせるので売上げがいい。でも、頑張りすぎると期待され過ぎるのでどんどん仕事を自分に回されてしんどい目にあう可能性が高い。

 

派遣に回されるパターン

  • 新人
  • 仕事ができない
  • 会社として受注案件が安定しない
  • 会社の仕事として派遣しかやっていない

以上の理由がほとんどだと思います。ちなみに私は今は4つ目のパターンですね。転職する前は社内システムエンジニア(SE)でした。

 

派遣システムエンジニア(SE)のよくある悩み

自分が感じたことと、同じ派遣システムエンジニア(SE)の人に聞いた悩みが次のようになります。

  1. 派遣先がとにかく遠い
  2. 派遣先と自社の両方の勤怠を意識しないといけない
  3. 自社から評価されない
  4. 「ベースの時間を下回るな」って言われる(これは法律違反)

 

1.派遣先がとにかく遠い

これは、めっちゃよく聞きます。

「片道2時間」とか「交通手段がないから毎日30分ぐらい歩かないといけない」とかいろいろ聞きます。

 

せっかく自社の近くに引っ越したのに勤務先は超遠いなんてことはザラにあります

 

ちなみに私の場合だと、自社まで自転車で15分なのに派遣先が片道1時間半かかるし、電車とバスを乗り継がないといけないというところでした。しかも、工場内のシステムだったので朝がすこぶる早かったです。

 

2.派遣先と自社の両方の勤怠を意識しないといけない

どういうことかというと、派遣先の基準の労働時間が7時間半でも自社の基準労働時間が8時間の場合、自社に合わせないといけないということです。

あくまで所属は自社なので、自社の勤怠に合わせないと給料計算ができないからです。

 

製造業系の派遣先でよくあるのが、派遣先が休みで自社が休みじゃない場合やその逆なんかがあると、休みたくなくても有給で調整しないといけないので、やっかいです。

 

3.自社から評価されない

評価してくれる人の目の届くところにいないので、どんだけ頑張っても評価されずらいです。派遣先の担当者が自社の営業に対してイイことを言ってくれていても営業が評価してくれる人に報告していないと、全く評価されていないことになります。

 

昇給・昇進にも影響するところなので、仕事ぶりが自社にしっかり報告されているか確かめることをおすすめします

 

4.「ベースの時間を下回るな」って言われる(これは法律違反)

これは、会社同士の派遣契約時の内容に関わってきます。この内容は基本的に知らせれないことが多いですが、派遣契約ではベースとなる時間があります。

ベース時間 = 派遣先の基本労働時間 × 20日

 

ベース時間を下回ると自社としては、売上げが下がります。契約金が少ない場合だと純利益がでない場合もあります。

そういった理由から「ベース時間を下回るな」と言う場合が多いです。でも、これはれっきとした法律違反です。労働基準法の5条(強制労働の禁止)に違反しています。業界的にグレーゾーンの扱いになっていますが、アウトです。

 

よくある事例

月のベース時間が150時間だとして、有給を取ったらだいたいの場合150時間に届きません。その場合は残業でカバーします。

有給の意味がありませんよね。会社都合で「150時間以上働け」と言っているのでアウトです。

自分の会社がそういうことを言ってくる会社なら、すぐに辞めましょう。

 

こんな派遣形態の会社は早くやめた方がいい

マップ

 

派遣と言っても会社によっては派遣の2次請け(孫請け)をやっている会社もあります。

こういう会社は自分を守ってくれない可能性があるので要注意です。

 

「守ってくれない」ってどういうこと?

基本的に会社は社員を守らないといけない立場にあります。

 

派遣の直請けだと、自社の営業と派遣先の担当者が直接会話ができるので作業で不都合が生じた場合にすぐに対応してくれる場合が多いです。

しかし、2次請けだと派遣先と直に取引している会社が真ん中に入ります。なので不都合が起きた場合、自社に相談すると真ん中の会社の担当者から話してもらわなければいけません。

真ん中の会社は自分のところの社員ではないので守る義務はありませんし、やめられると中間マージン分が取れないので派遣先に言ってくれないこともあります。言ったとしてもオブラートに包みまくっているので、結局問題は解決しない場合が多いです。

 

それと、そもそも派遣で2次請けをしている会社は、会社自体のマンパワーがないので昇給・昇格しても高収入は見込めまない可能性が高いです。経験を積んで早いとこ転職した方がいいですね。

 

派遣システムエンジニア(SE)のチートとは?

いよいよ派遣システムエンジニア(SE)のチートの話ですが、その前にこのチートは諸刃の剣なので、使いどころを間違うととんでもなく信用をなくしますので注意が必要となります。

 

このチートは意外とよく聞く

チートの内容というと、「急に来なくなる」という技です。

これはこの業界にいると意外とよく聞きます。この記事書いている2日前にも聞きました。

どういうことかというと次の場合が多いです。

  1. 燃え盛った案件(超遅れてどうしようもなくなった案件)にアサインさせられた
  2. 精神的におかしくなった
  3. もともと休みがちで来なくなった
  4. 責任感が全くない人でただイヤになって来なくなった

 

私が聞いた限りだとこんな感じが多かったです。

基本的に急に来なくなるということは社会人としてどうかと思いますが、話を聞くと「それは仕方ない」という場合もあります。

 

私も新人のときに自社公認でこのチートを使ったことがあります。

その時の理由は上で挙げた例にはないですが「それは仕方ない」系だと思っています。

転職する前の会社に所属していたときのことです。新入社員にも関わらず、しかも2次請けで派遣先に飛ばされました。それだけならよくある話ですが、50代のフリーのシステムエンジニアの人とセットにさせられて派遣先に行かされました。

どうやらそのおじさんは、小さい会社の元社長らしく、その会社というと倒産してたらしいです。そんな見ず知らずのプライドの高いおじさんとセットにさせられた日には事件は起きますよね。

超パワハラですよ。最終的には仕事させてもらえないのに文句ばっかり言われるというよくあるやつでした。

自社に相談してましたが、「先方と相談するからもうちょっと我慢しろと言われて」ずっと我慢していましたが、派遣期間が満了する残り1週間で「もうアカン」ってなってキレてしまって自社の営業部長に「パワハラが酷すぎるのでもう行きません、行きたくありません」と言っても派遣先には行きませんでした。営業部長が真ん中の会社の担当者にすぐに連絡そして事情を説明してくれたので、自社的にには、「ウチの社員が潰されかけた」ということでさほど大きな問題にはなりませんでした。(相手がフリーのエンジニアだったというのも問題が大きくならなかった理由の1つかも知れませんね)

そのあとは社内に戻って手伝いをしていました。この件に関わった人すべてになんか悔しくて「超仕事できるようになったる」と思って、その半年後にヘッドハンティングされるまでになり、自社案件でもキーマンとしてのポジションを確立しました。

 

今はキャリアアップ転職して派遣ですがイイポジションで仕事ができていると思います。

私の新人時代のエピソードを例に話をしましたが、こういう場合はチートを使うしかないと思います。その当時のことを客観的に振り返ってもチートを使ったことを後悔していませんし、もっと早く使っとけばよかったと思います。

 

派遣システムエンジニア(SE)であることで得られる最高の副産物

派遣システムエンジニア(SE)も悪いことばかりじゃないです。派遣システムエンジニア(SE)だからこそのイイこともあります。

  1. いろんな会社のノウハウを吸収できる
  2. いろんな会社の人と知り合いになれる
  3. 場合によってはヘッドハンティングされる

 

1.いろんな会社のノウハウを吸収できる

会社によって強みや歴史が違うので、それぞれのノウハウを間近で体感できます。派遣を雇っている会社は大抵大手企業が多いので、大手のノウハウを吸収すれば大きな力になります。

社内システムエンジニア(SE)は自社のことしか知らないので、そういう意味では派遣はいろんなことを経験できて楽しいかもしれませんね。

 

2.いろんな会社の人と知り合いになれる

派遣システムエンジニア(SE)は、いろんな会社のいろんな立場の人と関わります。そこでイイ出会いもあれば悪い出会いもあります。

私は悪い出会いもありましたが、イイ出会いもありました。それは、いろんな会社の同業の人達と友達になれました。

派遣だからこそという感じですね。

 

3.場合によってはヘッドハンティングされる

これは前の項でも書きましたが、業界的にタブーとされていることなんだけど、場合によってはヘッドハンティングされることがあります。

私の場合は、テレビとかでよく見る「ウチにきてくれたら給料はこれだけ出す」って感じで、ちょっとお高めの料理屋さんで接待されました。結局は縁がなくお断りしましたが、リアルにそんなことがあります。

 

まとめ:自分がどうゆう風に働きたいか

働く

 

けっこう濃厚な内容になってしまいましたが、エピソードも交えてリアルなことをぶっちゃけました。

前述でも書きましたが、私は今は派遣システムエンジニア(SE)です。派遣ということに特に不満もなくやっています。今の派遣先では実力が認められていて信頼も積み上げているので、割と自由にやらせてもらっています。その甲斐あってほとんど定時で帰れています。

 

ブログやFXなど他にやりたいこともあるし、子育てもあるのでちょうどいいです

 

「派遣はイヤだ」とう人も中にはいます。それは別に悪いことではないので自社と相談するか、転職すればいいんです。

システムエンジニア(SE)は字の如く技術職なので、会社に縛られずにやりたいことをやればいいんです。キャリアアップ転職してどんどん上を目指すのもいいし、現状維持でもいいし、フリーになってもいいし自由です。

なので、自分の働きやすいように動けばいいんです。

 

逆にこんなに自由に選択できる仕事は少ないと思いますよ。もし、転職やフリーになることに悩んでいるなら客観的に「自分がどういう風に仕事がしたいか」ということを考えてみるとイイですね。

 

今回は派遣のシステムエンジニア(SE)の仕事ぶりにフォーカスした内容でした。これまでの内容を客観的な視点で振り返ると、次の理由からフリーのエンジニアになるために必要な要素が多いですね。

  • いろんなノウハウが体感できる
  • 人脈を作りやすい
  • いろんな同業の会社と関わるのでコネも作れる
  • 1人で派遣先に行くことが多いので自己解決能力が高くなる

 

フリーのエンジニアになることを考えている人にとってはとてもイイ環境と言えます。

フリーにならなくてもそれだけの能力があれば、会社に所属していても重宝される人材になれますね。

 

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