インフルエンサービジネスもレッドオーシャンになりつつあるWebマーケティング方法ですが、海外では「ナノインフルエンサー」たるものが、トレンドとなっています。
インフルエンサービジネスは、フォロワーさえいれば中学生や高校生など誰でも始めることができるビジネスです。
※インフルエンサーになるまでが大変ですが(;^_^A
それが、ナノインフルエンサーは10,000人以下のフォロワーが対象となってます。
めっちゃ少ないじゃ~ん!!!
なぜ、10,000人以上のフォロワーがいるインフルエンサーより、10,000人以下ののフォロワーのナノインフルエンサーがトレンドとなっているのかを説明していきます。
なぜ、ナノインフルエンサーが流行っているのか
ユーザーのWeb広告の認識はぶっちゃけ「邪魔なモノ」です。
YouTubeを例に挙げるとわかりやすいと思います。動画を楽しんで見ている途中で急にCMが流れますよね。(それも何度も)そのときの感覚です。
YouTubeの投稿者にとってはそれが収入源となるわけですが、視聴者にとっては邪魔です。
なぜ、このタイミングで「YouTubeの広告は邪魔」という話をしたか。
広告媒体(こうこくばいたい)が、動画であろうと、画像であろうと、文字であろうとユーザーにとってみれば不快なものという認識が高くなってきているということです。
インフルエンサーも同じです。とにかく集めまくった大勢のフォロワーに対して「コレおすすめで~す」なんか言われても、ユーザーにとっては押し売りといった感じです。そんなものはスルーです。
わかりやすい例だと、お店に買い物に行くとたまに実演販売をしています。包丁とかよくやってますよね。
声高らかに商品のPRをマシンガンのように言いまくっていますよね。それを聞いて「よし、買おう」となる人は少ないと思います。
それよりか、料理教室とかで「この包丁めっちゃ使いやすいよ」って言われた方が、買いたくなりませんか?
インフルエンサーとナノインフルエンサーの違いは上記の例にあります。
大勢に対して見切り発射するより、少数のニッチなユーザーに対してニッチなジャンルで宣伝する方が、成約率は高まります。
興味がある人に興味をそそるモノを適切に宣伝することで、マーケティングの効果が出るということです。
逆に興味のない人に宣伝しても、その人が不快になるだけです。
とにかく集めただけのフォロワーでは意味がない
先ほども少し触れましたが、とにかく集めただけのフォロワーはナノインフルエンサーになるためには必要ありません。
ナノインフルエンサーの根幹(こんかん)は、「友達にすすめられて」とか「身近な人が使っているから」というようなことです。
ナノインフルエンサーになれなさそうなフォロワーの集め方の例を挙げてみます。
- 100%相互フォロー
- この記事をリツイートしてくれたら、固定ツイートRT(リツイート)します
- フォロワー〇〇人目指しています
など
「インフルエンサーになりたい」とは別にの目的で集めているのなら、この方法で簡単に1,000人ぐらいは集まると思います。
【補足】
上記の方法でフォロワーを集めて目標の数字になったら、名前とプロフィール文を変更すればインフルエンサーっぽく見えますよね。
どういう人にフォロワーになってもらえばいいのか
ジャンルを設定し、そのジャンルに沿った人達にフォロワーになってもらえばいいんです。
ブログ界隈(かいわい)ではそういう訴求方法(そきゅうほうほう)がすでにあります。
- 雑記ブログ:ジャンルに捕らわれないブログ ←このサイトはコレにあたります
- 特化ブログ:固定のジャンルに特化したブログ(そのジャンル以外の情報は基本的にない)
ブログをやっている人は、この2つのワードは馴染みがありますよね。
つまり、特化型アカウントを作ればいいということです。
そうすることで、ジャンルを絞ったフォロワーが増やせるということです。
すでに大勢のフォロワーがいる場合
すでに大勢のフォロワーがいるアカウントをもっているのなら、ナノインフルエンサー用のアカウントを別で作成して、大勢のフォロワーがいるアカウントからフォロワーを誘導すれば、ジャンルに特化したアカウントの完成です。
逆に言えば、フォロワーを集める用のアカウント(Aアカウントと呼ぶ)と、ナノインフルエンサー用のアカウント(Bアカウントと呼ぶ)があれば、下の仕組み実践することで効率的にBアカウントを大量生産できます。
- Aアカウントでとにかくフォロワーを集めまくる
- Aアカウントのフォロワーの中からジャンルを絞ってBアカウントにフォロワーを誘導する
- Bアカウントで訴求(そきゅう)する
訴求力(そきゅうりょく)を上げるためには
Aアカウント(フォロワーを集める用)とBアカウント(ナノインフルエンサー用)のフォロワー集め方の話しをしましたが、Bアカウントでただ宣伝していても、訴求力はありません。
どうすればいいのか?
普段からそのジャンルに対して、つぶやいておくことが重要です。
それも、ただつぶやくのではなく下記の内容が好(この)ましいです。
- 最新の情報をどこよりも早く発信する
- すでに知られている情報でも自分の意見を書く(人とかぶらないような)
など
「この人のつぶやきはためになる」とフォロワーの人達に思ってもらい、そうすることで信頼性が獲得できます。
- 信頼性
- 専門性
- 網羅性
まとめ:少しずつ積み上げていくことが大事
ナノインフルエンサーってどういうものなのか、どうすれば訴求力があるのかなどを語ってきましたが、ビジネス全般に当てはまることですが、少しずつ信頼と実績と日々の努力を積み上げていくことが重要です。
現実の人との関りも同じです。いきなり信頼される人になることは不可能です。
むしろ、初対面で「私は信頼ある人間です」って言われても逆に胡散臭い(うさんくさい)だけです。
人間はせっかちなので、早く結果が欲しいものです。副業を始めたら早く結果として報酬が欲しくなります。結果を焦って最初は頑張るけど、結局は頑張りほどの対価が得られないからやめていくという人が多いです。
ブログでもよく聞きますし、FXでもよく聞きます。インフルエンサー業界も同じだと思います。
インターネットや雑誌などで紹介されている人は稀(まれ)なケースだと思っておいた方が気持ち的にはラクです。”よっぽどの天才”か、”運に恵まれていた”か、”周りの人に恵まれていた”などがほとんどです。
まずは、できることからコツコツとやっていくことが、最良であり最短の方法ではないでしょうか。
何をするにも、マーケティング力は重要!
広告業界だけではなく、どんなことでもマーケティングは重要です。
例えば、スキルのマーケット「ココナラ」や、クラウドソーシング「クラウドワークス」などでも、結局は自分を売り出すためのマーケティング力がないと競合の同業者達に埋もれてしまいます。
競合達の中で自分をどう差別化するかということは、まさにマーケティング力が重要です。
就活も同じです。自分という商品を企業に対してどう売り出すかが重要です。
特技や人間性をどんなに雄弁(ゆうべん)に語っても、「この人達に自分をどう見せたいのか、自分をこの企業に採用するとどんなメリットがあるのか」などを、イメージさせないと意味がありません。
そういったことも、マーケティング力です。
ここで紹介しているナノインフルエンサーも同じです。
「フォロワーの人達にどう見せたいのか、フォロワーになるとどんなメリットがあるのか」ということを、明確にイメージさせることが大事です。
ナノインフルエンサーの根幹は「親近感」です。
では、「どうすれば親近感がでるのか」ということを軸に見せ方を考えていけば、自(おの)ずとフォロワーも集まりますし仕事ももらえるようになると私は思います。
またまた繰り返しですが、まずは継続することが大事ですね。
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