【徹底解説】そのフリーWi-Fiは安全?安全なフリースポットの選び方と危険性

Security
Looking sumaho
ここフリーのWiーFiがあるじゃん!ラッキー
フリースポットだとデータ通信量の節約になるからやった方がイイよね〜

 

ちょっと待った〜!

そのフリーのWiーFiは本当に安全ですか?

 

駅のショッピングセンターなどの公共の場所ではポピュラーになったフリーWi-Fi(フリースポット)ですが、その中には悪意のあるWi-Fiも混ざっていることを知っていましたか?

 

この記事では、悪意のあるWi-Fiに接続してしまったときに起こりうることとその対処法、安全なフリースポットの見分け方、安全なフリースポットでもやってはいけないことなど、わかりやすく解説します。

 

悪意のあるフリーのWi-Fiにアクセスするとどうなる?その内容と対処法

security

 

悪意のあるフリーWi-Fiに接続してしまったらどういう危険があるを挙げていきます。

その内容と対処方法を深堀りしていきます。

 

前提として、ウイルス対策ソフトはマストですよ。

 

  • 個人情報の漏えい
  • 乗っ取り(遠隔操作)

 

個人情報の漏えい

「個人情報を漏えい」はよく聞きますよね。

「知らない番号からセールスの電話がかかってきたり、メールがきたり」というのが一般的な被害ですね。

 

経験をしたことがある人は多いと思います。

 

直接的な被害として有名なのは、「クレジットカードの情報を盗まれて知らない間に使われる」といった内容です。

最近では、SNSなどのアカウントを盗まれたリと言った内容もあります

 

対処方法

迷惑メールや電話に関しては、とことんブロックしましょう。

 

メールアドレスを変更しても大丈夫という人は変更するのがイイです。

 

 

クレジットカード関連はサイフを落とした時と同じ対応でOKです。

 

クレジットカード番号を盗まれたということは、「サイフを落としてクレジットを使われる」と同じなので、すぐにクレジットカード会社に連絡し止めてもらって、事情を話して再発行をしましょう。

 

忘れちゃいけないのが、警察にも連絡しましょう。

 

 

乗っ取り(遠隔操作)

乗っ取りで怖いのが、「情報を抜かれる」ということですよね。

つまり、自分の情報はもちろん、連絡帳に登録してある知人の名前や電話番号などの全てを持っていかれます。

 

プラス、写真などの情報も持っていかれます。

 

 

さらに最悪のケースだと、ウイルスに感染させられる場合もあります。

自動的に情報を犯人に送信するようなウイルスが一般的です。

 

対処法方

乗っ取られた場合は、速やかにスマホを買い替えましょう。

 

パソコンも同じですが、スマホも固定IDなど端末を識別するIDが存在します。

普段は意識しないですよね。

 

それを盗まれるということは、常に犯人もいつでもあなたのスマホを操作することが可能ということです。

 

 

安全なフリーWi-Fiの見分け方

セキュリティ対策

 

基本的には「なりすましアクセスポイント」や「野良アクセスポイント」にアクセスしないということになります。

その2つを見分けるためのポイントや、どういったフリーWi-Fiにアクセスすればイイのかを解説します。

 

どういったフリーWi-Fiにアクセスすればイイのか

お店や駅なので、フリー Wi-Fiの張り紙やプレートを見たことがある人もいると思います。

その張り紙やプレートをよく見るとアクセスポイントが書かれていたります。

基本的には「公式に公開されてあるあるアクセスポイント以外のフリーWi-Fiにはアクセスしない」ということが原則です。

 

書かれていない場合は、お店のスタッフに聞いてみるのもOKです。

 

それ以外は、不明なアクセスポイントなので警戒しましょう。

 

 

「なりすましアクセスポイント」は先ほど説明した。

張り紙やプレートに書かれたアクセスポイントとかなり似ているアクセスポイント名となっています。

 

例えば、小文字と大文字の違いなどが一般的ななりすましのアクセスポイントの名前となっています

 

よく見ないとわからないような名称となっているので、どっちが正解かわからない時は危険なのでフリーWi-Fiへの接続はやめましょう。

こう言った場合も、スタッフに問い合わせましょう。

 

 

フリーWi-Fi接続中に絶対やってはいけないこと

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危険なフリーWi-Fiはもちろんですが、安全なフリーWi-Fiでもやってはいけないことがあります。

今から上げるタブーで心当たりがあるなら今後は絶対にしないでください。

 

  • 暗号化されていないフリーWi-Fiを使用する
  • スマホの設定でWi-Fiを自動接続がONとなっている
  • httpのサイトにアクセスする
  • フリーWi-Fiに接続中にサイトから商品の購入をした
  • フリーWi-Fiに接続中にIDとパスワードをいれるサイトにアクセスした

 

心当たりがある人も少なくない内容だと思います。

 

ここで挙げた内容を知らずに続けていると、上で説明したように情報を盗まれたりするので注意が必要です。

 

1つ1つ対処法方法を紹介していきます。

 

暗号化されていないフリーWi-Fiを使用する

普段意識しないことだと思いますが、Wi-FiにもセキュリティがしっかりしているWi-Fiと、セキュリティがしょぼいWi-Fiが存在します。

 

Wi-Fiの暗号化の種類をセキュリティの強度も合わせてザックリ紹介します。

 

  • WEP ←弱
  • TKIP ←中
  • AES(”WPA2”と表記されていることもある) ←強

 

当然ですが、セキュリティがしっかりしているWi-Fiを選ぶようにしましょう。

 

スマホの設定でWi-Fiを自動接続がONとなっている

今この記事を読んでいる人は、すぐに自分のスマホのWi-Fi接続設定を確認してください。

もし、自動接続がONとなっている人はすぐにOFFにしてください

 

ONになったままだと知らない間にフリーWi-Fiに接続されてしまう危険性があります。

 

便利な機能ですが、危険があることも知っておいてください。

 

httpのサイトにアクセスする

知らない人も多いと思いますが、サイトのURLには「http」と「https」の2種類があります。

完全に専門的な内容ですが、ザックリ説明しますね。

 

  • http:暗号化されずに通信されるので、傍受(ぼうじゅ)されるとクレジットなどの番号などが簡単にわかってしまう
  • https:暗号化された通信方法なので、傍受(ぼうじゅ)されても簡単にはわからない

 

ブラウザにもよりますが、ブラウザによってはURLバーのところにカギマークが表示されたり、直接文字で説明してくれたりしますね。

ちなみにChromeで「http」のサイトにアクセスすると下のような表示となっています。

 

「保護されていない通信機」と表示される

 

 

フリーWi-Fiに接続中にサイトから商品の購入をした

フリーWiーFiに接続してネットショッピングした経験がある人は多いと思います。

 

コレが一番やっちゃダメなやつです。

 

購入したものを盗み見られるし、住所や電話番号、名前などの個人情報が漏れなくバレます。

最悪の場合、クレジットカードの番号もバレます。

 

安全なフリーWi-Fiに接続中でも絶対にタブーです。

 

 

フリーWi-Fiに接続中にIDとパスワードをいれるサイトにアクセスした

昔に流行ったのが、漫画喫茶でネットゲームをすると経験値が倍増キャンペーンでIDとパスワードを盗まれたというやつです。

 

今の事例は、Wi-Fiとは関係ないですが、「公共のモノを使いIDやパスワードが必要なサイトにアクセスした」とういうこと自体は同じです。

 

もしSNSで乗っ取られたらどうなるかはご想像の通りです。

ゲームなどでも同じですよね。

 

 

まとめ:なるべく公共のフリーWi-Fiは使わない方がいい

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「フリーWi-Fi接続中に絶対やってはいけないこと」でも書きましたが、安全とは言っても公共のものを使用するということは、それだけ危険もあるということを覚えておいてください。

 

「全てのフリーWi-Fiが危険である」とは思いませんが、フリーWi-Fiに接続する必要がないならなるべく使わないことが自己防衛につながります。

 

「なんかちょっと調べ物したいな〜」ぐらいで使うならOKだと思います

 

 

もし、フリーWi-Fiに接続するなら「安全なフリーWi-Fiの見分け」の内容や、「フリーWi-Fi接続中に絶対やってはいけないこと」の内容を守れば、被害にあう可能性は低くなります。

 

危険なサイトへのアクセスや危険なWi-Fiへの接続は、誰かが見守ってくれて注意してくれることがない領域なので自分自身でしっかり防衛していく必要があります

 

 

厳しい言い方をすると、セキュリティに関してリテラシーが低い人が標的にされやすいので、自己防衛のためにも最低限の知識は知っておくべきです。

少なくても、ここでの内容はリテラシーが高い人にとっては常識なので覚えておくべき内容です。

 

今や1人1台以上スマホなどのデバイスを持っている時代だからこそ、セキュリティへの意識は大事ですね。

 

 

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