エンジニアは子供もなりたい職業第2位ということを知っていましたか?私は知らなかったです。
私はバリバリのシステムエンジニアですが、ぶっちゃけその職業を知ったのは大学生の就活の時でした。
そう思うと今の子供達は「本当によく知っているな〜」と関心します。
第1位はやっぱりスポーツ選手でしたが、まさか2位にエンジニアがランクインするとは思わなかったですwww
客観的にエンジニアという職業はマジでおすすめだと思います。
その理由を客観的に分析して「なぜおすすめ」ということと、現役エンジニアだから言える市場の現状、IT業界の先行きを私なりに説明します。
エンジニアは子供のなりたい職業第2位!私はおすすめだと思う
エンジニアの給料相場を知っていますか?
ぶっちゃけ水準としては高い方です。
どんな仕事もそうですが、都会に行くほど給料水準は高くなりますが、エンジニアはそれが顕著(けんちょ)です。
ランキングにすると次のようになります。
- 東京:100%
- 大阪:95%
- 名古屋:90%
地名の横の数字は、東京を基準にした給料水準です。
同じレベルのエンジニアで比較したときに東京では100万円の給料だとすると、大阪では95万円、名古屋では90万円だと言われています。
この根拠としては、全国に支社を構えている企業の営業部長や経営陣などの話をまとめた結果です。
なぜ、差がでるのか
そもそも「なぜ東京なのか」という理由を掘り下げると理由は2つです。
- 日本の経済の中心である
- ビジネスでの海外からの玄関口
上の2つの以上に理由はありますが、代表的なものだと上の理由だと思います。
私が思うおすすめの理由
給料水準が高い
企業にもよりますが、一般的なサラリーマンの年収で比較すると割と高いと思います。
理由は、専門的な知識に加えて別の業種の業務知識も必要だからです。
どういうことかというと、私の場合は製造業関連のシステム開発の経験が多いです。なので、製造業の業界の知識は豊富です。
逆に金融系などの知識は浅いです。(経験がないので…)
システムを作る上で当然プログラミングの知識はあります。+αで設計もするので、ユーザー(お客様)の業務としての知識や会社毎の仕事のルールなど、さまざまなことを覚えないといけません。
そういったことが給料水準が高い要因となっていると思います。
資格がいらない
コレは意外と勘違いしている人が多いです。プログラマーやエンジニアになるのに資格はいりません。システム関連の国家資格はありますがなくてもなれます。
転職する人でわざわざ資格を取得する人とか多いですが、ぶっちゃけ簡単なシステムでもいいから何か作った方が効果が高いです。
新卒でも同じことが言えます。資格の勉強や本で言語の勉強をするよりとにかく何かを作りましょう。
この業界は実績が全てですから!
学歴関係ない
プログラマーやエンジニアは「高学歴じゃないとなれない」と思っている人が多いですが、学歴は全く関係ありません。
大手のIT企業に新入社員で入社する場合であれば学歴も必要かもしれませんが、基本的に関係ありません。
最近だと大手IT企業でも高卒採用を始めているほどです
それと、高校や大学の専攻もシステム関係じゃなくても大丈夫です。
外国語学科だった人もいましたし、経済学部や法学部だった人もいます。
理系以外でもエンジニアになれる詳しくい理由は”システムエンジニア(SE)は文系の出身者が少ないなんて都市伝説”にありますので、興味があればどうぞ。
経験者より未経験の方が活躍していることもあります。
スタートラインが少し違うだけで半年もすれば同じくらいのレベルですよ。
需要がハンパない
世間の多くの仕組みがシステム化やオートマチック化されているため、仕事が常に飽和状態です。
逆に言えば、今がエンジニアになるチャンスとも言えます。
会社に縛られない
エンジニアは技術職なので会社が変わってもやることはだいたい同じです。私も転職しましたが、案件の規模が大きくなったものの、やること自体はあまり変化がありません。
会社に縛られないということもあって、IT業界は転職する人が多いです。
20代でフリーのエンジニアという人も多いです。
キャリアアップしやすい
先ほども少し触れましたが、会社に縛られないので実績さえあればより大きい企業へ転職できます。
私もキャリアアップで転職を経験していますが、転職サイトに登録して実績を登録したとたん引き合いのメールが大量に送られてきます。
引き合いも多かったこともあり、転職活動を始めて1カ月で終了しました。
キャリアチェンジしやすい
今の時代、どんな企業でも情報システム部は存在します。エンジニアならどんな企業でも欲しがります。システムに詳しい人間が会社に絶対必要だからです。
逆にエンジニアにもキャリアチェンジしている人は多いです。
アパレルで働いていた人や、工場のライン作業員、元プロボクサーという人もいました。
技術として世界共通である
プログラミング言語は世界共通です。案外意識している人は少ないように感じます。
知識と実績さえあれば世界各国で仕事をすることもできます。
知っている人は少ないと思いますが、プログラミングもオフショアしたりしています。中小企業がコストを抑えるためによくやりますね。
”オフショア”とは
ビジネスで使用される場合は、「海外で」という意味を持ち、特に新興国や発展途上国のことを指します。また、コスト削減のために、自社の業務を、人件費の安価な海外企業や海外子会社に委託・移管することをオフショア、オフショアリングと言います。
参考:https://www.elite-network.co.jp/dictionary/offshore.html
逆に海外と日本とで共同して仕事をしたりもします。
その仲介するシステムエンジニアのことを”ブリッジSE“や“ブリッジエンジニア”と言ったりします。
まとめ:プログラミングの仕事の認知度はこれから上がっていく
ここまでいろいろ書きましたが、一言で言うと”誰でもなれる“ということです。
しかも、今はどこも人手不足なのでエンジニアになりやすいです。
給料水準も比較的に高い方だし、手に職つけれる仕事なので私はおすすめだと思います。
今まではわりとプログラミングの仕事を知らない人が多かったですが、2020年から小学校でプログラミングが必須科目となるので、さらに人気は高まってくると思います。
しかも、今の子供達はスマホやパソコンに触れる機会が自分達が子供の頃よりだんぜん多いです。
そう言ったこともあって興味を持つ子は増えると思います。
なくなる仕事もある
システム化が進むとなくなる仕事も出てきます。
例えばスーパーのレジも最近ではセルフレジが増えてきています。そうなるとレジ打ちは人がやらなくていいので仕事がなくなります。
近々なくなるかもと危惧(きぐ)されるのはタクシーの運転手だと私は思っています。
テレビでもよくやっていますが、世界で車の自動運転の研究が盛んです。そうなると人が車の運転しなくてもよくなります。車の運転が好きな人もいるので、全ての車が自動運転になるとは思いませんが、タクシーは移動手段でしかないので運転手がいなくても大丈夫ではないかと思います。
このような話は人によって意見が違うので、「ネイリストがいなくなる」という人もいます。
共通していることは、なくなる仕事が確実にあるということです。
新しく増える仕事もある
なくなる仕事もあるという話をしましたが、逆に増える仕事もあります。
システム化するということは、”操作を教える人”や”メンテナンスする人”も必要です。
専門知識がいる仕事は高収入になります。ましてや設計や開発している人は更に収入は上がります。
そういった面でもエンジニアという仕事はおすすめだと思います。
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