プログラミングについてはわからないけど教え方のコツでもあれば…
こういった悩みに現役のエンジニアである私が、プログラミングについて聞かれた時の教え方を解説します。
それと、「子供に家でもプログラミングの勉強ができるような環境が作りたいな〜」と考えている人向けに、家でプログラミング学習ができる環境の作り方も紹介します。
プログラミングがわからなくても子供に教える方法
子供にプログラミングを教えるコツは、「”行動”を細分化する」ということです。
子供が勉強しているプログラミングは、大人がイメージしているプログラミングとは違います。
左の画像のNHKの番組で観たことがある人はなんとなくわかると思いますが、子供のプログラミングは「パズル」みたいなことをしています。
下の画像は「Scratch(スクラッチ)」というプログラミング学習アプリで処理を作っている画像です。
見てもらうとわかるように、日本語で書かれた色がついているパズルみたいなパーツを組み合わせていますね。
このパーツの1つ1つが処理(”命令”とも言う)です。
教え方のコツは細分化
アニメとかでキャラクターが水面を走ったりしている映像を見たことがあると思いますが、その時に「右足が沈む前に、左足を前に出して、左足が沈む前に、右足を前に出して…その繰り返しでゴザル」っていうオチがありますよね。
プログラミングの本質はまさにそれ!
「行動」をどこまで細分化するかということなんです。
身近なことを例にだすと、「歩く」という”行動”を相手に説明する時にどうやって説明しますか?
何がダメなのかというと、「どうやって動かす?」、「なんで足を前に動かしたら進む?」というところがわからないですよね。
人間相手に説明するにはそれでも通じるかもしれませんが、コンピュータはそれでは理解できません。
「歩く」と言う行動を細分化した例です。
こう言う風に考えて処理を組み立てて行くのがプログラミングです。
子供に教える時も、上で説明したように1つ1つ「やたりたいこと」つまり”行動”を細分化して教えれば、子供は勝手にコツを掴んで自分で考えてくれるようになると思います。
プログラミングはコツを掴むまでが、難しく感じるポイントなので、そこを越えれば楽勝でプログラミングを組むことができます。
「教え方だけわかればイイよ〜」と言う人はここまでで終了です。お疲れ様でした( ^∀^)
子供が学校でやっているプログラミングはこんなの
教え方のコツを見てもらったところで、ここからは子供が小学校で勉強しているプログラミングはどういったものかと言うことにフォーカスして話していきます。
さっきの説明でも少し触れましたが、小学校でやっているプログラミングは「Scratch(スクラッチ)」がほとんどだと思います。
違うにしても似たようなものだと思います。
Scratchについて少しどんなものかを触れておくと…
初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られる、遊び心のある実験やインタラクティブアニメーション、ゲームなどの製作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。
参考:Wikipedia
つまり、遊びを通して”プログラミング”と言うモノに触れて「プログラミングでは、どういったことができるのか」と言うことを学習させるアプリです。子供向けに使われることが多いアプリです。
家でプログラミングを勉強する環境を作るなら
2種類の勉強する環境の作り方を紹介します。
- Scratch(スクラッチ)を家のパソコンに導入する
- 「チャレンジ」みたいな家でできるプログラミング教材を使う
Scratch(スクラッチ)を導入手順
ダウンロードリンクは説明画像の後に貼っておきます。
1.ダウンロードリンクを開くと下のようなサイトに行きます
赤い四角で囲みましたが、Scratchを導入するパソコンのOSを選択します。(WindowsかmacOSがほとんどだと思います)
※私のパソコンはMacなので、「 macOS」を選択
2.ダウンロードしてインストール
「直接ダウンロード」からダウンロードします。
その後は、ダウンロードしたファイルをクリックするとインストール画面開いてクリックしていくだけです。
アプリがインストールされたら最初の起動時に英語の画面が開くかも知れませんが、「フィードバックを送信しますか?」的なことが書いてあるだけなので、「No thanks」を選んでおけばOKです。
家でできるプログラミング教材を使う
おすすめは次の3つです。
無料で資料請求できたり、無料トライアルがあるので気になったら、サイトを覗いてみてください。
”(子供向け)おすすめのプログラミングスクールと自宅でできる教材7選”の記事にも内容を詳しくまとめてあるので、プログラミングスクールや上記のプログラミング教材がどんな感じのモノか興味があればそっちもどうぞ。
まとめ:コツさえ掴めば勉強しなくてもできる
”教え方のコツ”のところでも少し触れましたが、プログラミングはコツさえ掴めば楽勝です。後は、アプリの使い方だけなので学校ででも触っていれば勝手に身につきます。
コツを掴むまではいろいろ悩むかも知れませんが、子供は大人と違って先入観なく吸収できるのでコツを掴むのも、アプリの使い方を覚えるのも早いと思います。
「私にはプログラミングはわからない」と自分で決めつけて突き放さずに、子供と一緒に考えてみてもイイと思いますよ。子供も悩みを共有して一緒に考えてくれるのはうれしいと思いますよ。
最初は難しいかも知れませんがファイトです。
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