家にパソコンないし、買ってもどうやって設定するかわからないし、どうすればいいの?
小学校でプログラミングが必須化したけど、どうやって勉強させようか困りますよね。
最近ではパソコンが家にない家庭も多いので、余計にどうすればいいかわかんないですよね。
でも、「パソコンはないけど”Nintendo Switch(スイッチ)”を持っている」家庭も少なくないですよね。
そのような家庭向けに、”Switch(スイッチ)”でプログラミングの勉強をする方法を「初級・中級・上級」の難易度順で紹介します。
Nintendo Switch(スイッチ)でプログラミングの勉強が本当にできるのか?
この記事を見てくださっている方は、まず「Switch(スイッチ)で本当にプログラミングの勉強できるの?」と思いますよね。
結論から言うと、”Switch(スイッチ)”で十分プログラミングの勉強はできます。
Nintendo Switch(スイッチ)でプログラミング学習できる理由
小学校やプログラミングスクールで導入されているプログラミングのソフトを知ってますか?
”Scratch(スクラッチ)”というソフトです。
NHKの”why!プログラミング”という子供向けのプログラミング番組を見た事がある人もいると思います。
その番組で使っているソフトもScratch(スクラッチ)です。
スクラッチの他にも、いろいろソフトはありますが、小学生のプログラミングの勉強に使うソフトのほとんどがスクラッチと同じ「ビジュアルプログラミング言語」というプログラミング言語です。
ビジュアルプログラミング言語(英: visual programming language)とは、プログラムをテキストで記述するのではなく、視覚的なオブジェクトでプログラミングするプログラミング言語である。グラフィカルプログラミング言語とも言う。
参考:Wikipedia
上の画像を見てもらったと思いますが、色がついたパズルのピースのようなモノの中に日本語が書かれていましたよね。
それが、ビジュアルプログラミング言語です。
小学生のプログラミングの授業での狙い
小学生のプログラミングの授業で学ぶべきことは、プログラミングのスキルではなく「論理的思考能力」です。
もう少し掘り下げていくと、歩く動作を論理的に説明していくとどうなると思いますか?
右足を上げて、右足を体の前に出し、右足をおろす。
左足で地面を蹴り、そのまま左足を上げて、左足を体の前に出し、左足を下ろす。
右足で地面を蹴り、そのまま右足を上げて、右足を体の前に出し、右足を下ろす。
それを繰り返す
極端な例でしたが、「こういうことを考えて説明できる能力を養いましょう」ということです。
子供にプログラミングのこと聞かれたけど、どう答えていいかわからない...プログラミングについてはわからないけど教え方のコツでもあれば... こういった悩みに現役のエンジニアである私が、プログラミ[…]
【子供向け】Nintendo Switch(スイッチ)でプログラミング学習できるソフト
それでは、Switch(スイッチ)でプログラミングの勉強ができる事が、わかったところでプログラミング学習ができるソフトを「初級・中級・上級」とレベル分けして紹介します。
それが、次の通りです。
- 初級:スーパーマリオメーカー2
- 中級:Minecraft(マインクラフト)
- 上級:ヒューマン・リソース・マシーン デラックス
※レベルは、ゲームの難易度です。
それでは、1つ1つ理由も踏まえて紹介していきます。
Switch(スイッチ)でプログラミング学習できるソフト(初級):スーパーマリオメーカー2
プログラミングを学べる理由
上でも説明したように、小学生のプログラミング学習は「論理的思考能力を養うこと」です。
”スーパーマリオメーカー2”では、「ここをこういう風にしたらこうなるから、こうしよう」というように、マリオの動きを想像しながら順序立てて自分だけのコースを作ります。
当然「ゴールできること」が前提なので、その条件を崩さずに難しいコースを作ります。
論理的思考には想像力は必須です。
想像力を養うには絶好のゲームだと思います。
Switch(スイッチ)でプログラミング学習できるソフト(中級):Minecraft(マインクラフト)
プログラミングを学べる理由
このゲームもスーパーマリオメーカー2と理由は似ています。
マインクラフトでは、マリオより自由度が高く「何をどうやったらイイか」ということに特化しています。
スーパーマリオメーカー2よりは考える事が多いので中級という位置ずけとなってます。
Switch(スイッチ)でプログラミング学習できるソフト(上級):ヒューマン・リソース・マシーン デラックス
プログラミングを学べる理由
先ほどの2つとは違いガッツリとしたビジュアルプログラミングです。
Scratch(スクラッチ)のように、パーツを並べていくというモノです。
ヒューマン・リソース・マシーン デラックスでは、それがパズルとなっています。
条件に沿って、ビジュアルプログラミングのパーツでパズルをします。
まとめ:遊びながら学ばせるのが一番効率がイイ
「子供がどんなプログラミングの授業を受けているか」や、「どういったことを学ぶのか」ということがわかってきたことだと思います。
実際にプログラミングを書いていく訳ではないので、「なんとかなりそう」って思った人もいるのではないでしょうか。
小学生のプログラミング学習の本質である「論理的思考能力」というのは、算数のように「公式を覚えればなんとかなる」というモノでもありません。
私は本職がシステムエンジニア(SE)ですが経験上、論理的思考は自分自身でコツを掴まないといつまでもできません。
私は仕事をしながらだったので、無理やりコツを掴んだ感じでした。
今になって思うのが、「楽しみながらだったら自然と身についたんじゃないかな」と感じます。
なんにでも言えますが、「イヤイヤやるより、楽しみながらやった方が飲み込みが早い」ということですね。
特に子供は吸収が早いので、一度コツを掴めば成長は早いと思います。
これから、中学校も高校もプログラミングの授業が始まっていくので、論理的思考能力を小学生の間に身に付けていると後がラクになると思いますよ。
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