
キャリアのパターンによって転職先って選んだ方がいいの?
そもそもどのタイミングで転職すればいいの?
システムエンジニアのキャリアアップってどういうキャリアがあって、どうやってそれを目指せばいいのかわからないですよね。
ちなみに私は、キャリアアップに関しては「キャリアアップ転職」の方法を選んで、年収が100万円UPしました。
私の場合は、キャリアアップ転職でしたが、必ずしもこの方法で年収が上がるというわけではありません。
この記事は、SEのキャリアアップに関してどう言ったパターン(方向性)があって、どう言った判断で目指していけばいいのかを解説していきます。
SEがキャリアアップ or キャリアップ転職するためのタイミングはいつがベストか
タイミングは人それぞれですが、一番ベストなタイミングは「20代半ば〜後半にかけて」です。
なぜかと言うと、平均的にその年齢で会社的には1人前のSEとして扱われるからです。
20代は、「育てる」と言うことが大前提となるため、いろんな案件にアサインさせられます。
そこで、経験を積んで上流工程の仕事を少しずつ任せられていきSEとなります。
なので、ベストタイミングとしては「20代半ば〜後半にかけて」となりますね。
とは言っても、30代でも市場価値はあるので心配無用です。
SEにはどういったキャリアアップのパターンがあるのか
ここまでで、いつキャリアアップについてアクションを起こすべきかのタイミングはわかったと思います。
ここからは、SEにはどう言ったキャリアアップのパターンがあるのかを解説していきます。
SEのキャリアアップのパターンは次の通りです。
- スペシャリスト
- フルスタックエンジニア
- ITコンサル
- プロジェクトマネージャー(管理職)
1つずつ解説していきます。
SEのキャリアアップ:スペシャリスト
30代40代の方に多いですが、プログラミングに関してや、その周辺の知識が飛び抜けて深い人です。
こう言った人がチームに1人いると、リーダーはすごく助かります。
開発するにあたっての開発環境の相談や、技術的に難しい方法でも深い知識でやってのけます。
向いている人
コミュニケーションが苦手な人が向いています。
SEは意外と人と話す機会が多いです。
「スペシャリスト」のキャリアでの年収は
他のキャリアに比べると低くなる可能性が高いです。
考えられる理由は次の通りです。
- 仕事の範囲が狭い
- 責任が他のキャリアより少ない
「スペシャリスト」で年収を上げる方法
限られた範囲の中で高難易度の案件にアサインして、その中でも開発陣の中心人物になることです。
高難易度について具体的に掘り下げると、次のジャンルの案件が望ましいです。
- 金融系
- 証券系
上で挙げたジャンルは、東京で案件の数が多い傾向のあるジャンルです。
この2つのジャンルの理由は、「とにかくセキュリティが厳しい」と言うことと「絶対にバグは許されない」と言う理由です。
SEのキャリアアップ:フルスタックエンジニア
最近よく聞くキャリアですね。
上流工程から下流工程まで、一貫して全て1人でできる人です。
SEが目指すべきところではあるものの、インフラ関連などはSEは関わらないケースも多いですよね。
向いている人
フリーランスエンジニアを目指している人には、とても相性がイイと言えます。
フリーランスは基本的に1人でなんでもこなさないといけないので、インフラ面も含めて一貫した開発ができると安心ですよね
「フルスタックエンジニア」のキャリアでの年収は
サラリーマンとしては「中」くらいの年収です。
それと、先ほども触れましたが、フリーランスとの相性がとてもイイです。
うまく営業できれば年収「高」となる可能性を秘めていると言えます。
SEのキャリアアップ:ITコンサル
最近になって力を入れている企業が多いジャンルのキャリアです。
理由は、”SAP”の台頭でITコンサルが盛んになったことと、超高単価だからです。
向いている人
プログラミングをガリガリ書くのが苦手な人ですね。
ITコンサルと言っても、コンサルをする企業ごとに導入するパッケージのカスタマイズも必要になるので、プログラムの知識等な必要です。
「ITコンサル」のキャリアでの年収は
年収は「高」です。
理由は、とても広い知識と経験が要求されるからです。
IT関連の広い知識と、様々な業種に対しても知識が深くないといけません。
それに加えて、経営に関しての知識も必要です。
SEのキャリアアップ:プロジェクトマネージャー(管理職)
サラリーマンとしては、1番目指しやすいキャリアですね。
プロジェクトマネージャーの次は、課長や部長などが一般的なキャリアプランです。
向いている人
スケジュール管理やタスク管理が得意な人です。
それと、仕事の取りまとめが得意な人も該当します。
「プロジェクトマネージャー(管理職)」のキャリアでの年収は
企業によるため「中〜高」と言ったところです。
SEのキャリアアップ別の転職先の選び方
ここまでで、SEのキャリアアップ のパターンと自分が何を目指せばイイのかと言うことがわかったと思います。
「じゃあ、キャリアアップ 別にどう言う転職先を選べばイイのか」と言うことについて掘り下げていきます。
キャリアごとの相性の良さ
まず初めに、キャリアごとに「サラリーマン」と「フリーランス」で相性の良さを見ていきます。
- スペシャリスト
- ITコンサル
- プロジェクトマネージャー
- スペシャリスト
- フルスタックエンジニア
フリーランスの仕事でも、開発に特化したポジションの仕事は多いのでスペシャリストでも十分通用します。
フルスタックエンジニアについては、上の項で述べた通りです。
ITコンサルに関しては、仮にフリーランスでやるなら、下請け先がちゃんとある状態でないと厳しいです。
それに加えて、前の項でも触れましたが、SAPはターゲットとして大手企業となる場合が多いです。
そう言った背景からサラリーマンとして会社単位で動いた方がやっていきやすいと言えます。
プロジェクトマネージャーはそもそも管理職なので、企業向けのキャリアとなります。
サラリーマン向けのSEのキャリアアップを目指すなら転職エージェントがおすすめ
基本的には、転職活動をする時は、多くの転職サイトに登録しときます。
理由は、情報を多く仕入れるためです。
- マイナビエージェント
←マルチ転職系(有名サイト)
- @PRO人 ←ITエンジニア特化系
- Samurai Job ←ハイクラス転職系
「マイナビエージェント」掲載している企業も多いので、広くアプローチできます。
「@PRO人」はITエンジニア特化型です。
マイナビとかには掲載されていないような特別な求人もあるので、チャンスを逃さないためにチェックしておくとイイです。
「Samurai Job」はハイクラス転職なので、高収入を狙いたい人には特におすすめです。
とは言っても、先ほども触れましたがハイクラス転職でもチャンスはあるので、エージェントと連携しながらアプローチすることが成功の鍵となります。
就活は情報戦です。
情報収集ならエージェントだけでなく、転職サイトにも登録しておくとイイですね。
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フリーランス向けのSEのキャリアアップを目指すならお仕事マッチングサイトがおすすめ
フリーランスはとにかく仕事の窓口が多いに越したことはないですし、エージェントもいるので実績があれば仕事には困らないですね。
積極的にアプローチするのが鍵です。
- ポテパンフリーランス ←幅広い案件で初心者でも安心
- フォスターフリーランス ←20年の実績がある老舗サイト
- Pe-BANK ←フリーランス案件には珍しい業務系案件に強いサイト
「ポテパンフリーランス」はポテパンプログラミングスクールもやっていて、スクールの卒業生でも可能なレベルの案件も扱っています。
初心者でも安心のお仕事マッチングサイトと言えますね。
「フォレスターフリーランス」は、老舗のお仕事マッチングサイトです。
案件が常時5,000件以上(非公開案件含む)あって案件に事欠かないですね。
長年やっているので、登録者数も会員登録数のべ15000人以上います。
このサイトが他と違いは、フリーランスが不安な人向けに「契約社員制度」があります。
契約社員として会社に入社して、社会保険に加入しながらフリーランス向けの仕事を探すことができます。
「PeーBANK」は、フリーランス案件では珍しく、業務系案件に強みを持っているサイトです。
フリーランス案件はWebサービス系の案件が比較的に多い傾向にあるので、業務系の実績が豊富な人は登録しておくとイイですね。
まとめ:SEはキャリアアップしやすい
SE業界は転職が多い業界なので、キャリアアップ しやすい環境です。
冒頭でも言いましたが、私もキャリアアップ 転職で年収がかなり上がっています。
その背景には人手不足と「SE」と言う職種の特性が密に絡んでいます。
SEは育てるのに時間がかかります。
中小企業では、多くの新人を育てる体力(予算)がありません。
大手でも、不景気になると採用人数を抑えるぐらいです。
こういった背景から、慢性的に人手不足が起こっています。
なので、実績のあるSEは市場価値が高いです。
この記事を読んでくださっている人は、「SEとしてどういうキャリアアップをすればイイのか」を考えていて、くすぶっている状態です。
具体的な方向性が決まらないなら、とりあえずワンランク上の企業に入社して経験を積んでから考えるというのがおすすめです。
ワンランク上の会社に就職できるということで自身もつきます。
せっかくなので、この記事を読み終わったら何かアクションを起こしましょう。
何事も動き出しが1番しんどいですからね。
きっかけ作りです。
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