プログラミングで英語力は必要?現役エンジニアが徹底解説

エンジニア
考え人
プログラミングってほとんど英語だけど、英語力も必要なのかな?
英語自信ないけどプログラミングはできる?

 

プログラムを見たことがある人は、こういう風に思う人は多いですよね。

 

この疑問に対しての答えとしては、プログラミングを勉強するに当たって英語に自信がなくてもできます

とは言っても、英語力は必須ではないけど、ある程度は必要です。

 

この記事では、現役エンジニアの経験からプログラミングと英語の関係性を解説することと、どのくらいの英語力があればイイのかを解説します。

それと合わせて、プログラミングで英語ができるとどんなメリットがあるかも解説します。

最後に、プログラミングと英語を同時に効率よく勉強する方法も紹介します。

 

プログラミングで英語力は必要?

10年エンジニアやってるけどプログラミングで英語力は必要ないし身につかない

 

冒頭でも言いましたが、「必須ではないけど、ある程度は必要」というのが現役エンジニアとしての意見です。

ちょっとあいまいな表現なので、この理由を掘り下げていきます。

 

 

プログラミングで英語力は必須ではないけど、ある程度は必要な理由

 

まずは、プログラミングで英語が必要な理由と「ある程度」でイイ理由を挙げていきます。

 

  1. プログラミングは英語で記述するのが一般的
  2. プログラム中のエラーや警告は英語で表示されることが多い
  3. プログラミング言語の公式サイトの原文は英語である

 

  1. プログラミングの書き方は英語を使うけど英文ではない
  2. プログラム中のエラーや警告も英語で表示されることが多いが、長文の英語ではない
  3. よっぽど特殊な処理でない限り日本語でも十分情報は得られる

 

上の2つを絡めながら、具体的に解説していきますね。

 

プログラミングは英語で記述するのが一般的だけど、書き方は英語を使うけど英文ではない

プログラミングは基本的に英語です。

 

日本語で記述できる箇所もありますが、全て英語が記述するのが一般的です。

 

プログラミングを英語で書く理由は諸説ありますが、少なくても今までプログラム内で日本語がコメント以外で書かれているソース(※)をみたことがないです。

※「ソース」とは

ソースコードとも呼んだりします。プログラムの処理の塊のこと

 

とは言っても、英語単語の羅列なので英文をガッチリ書くわけではないです。

 

さらに言えば、「英単語の羅列」とは言っても、処理の内容を英単語で表現しているだけなので英語単語の意味がそのまま処理内容に当てはまるとは限らないです。

 

プログラミング中のエラーや警告は英語で表示されることが多いけど、長文の英語ではない

プログラミングでの説明文やエラー、警告などは、日本語で訳されている場合も多いです。

とは言っても、訳されている部分は一部なので英語で表示される場合も多いです。

 

だからと言って、英文が読めないといけないということはありません。

 

私自身も難しい英文は読めません。

 

 

私の主観になってしまいますがプログラミングで表示される英文は、「簡単」か「超難しい」の2つです。

 

簡単な方は英文は、単語さえわかればなんとなく理解できます。

超難しい方は、Google翻訳で日本語に訳しても、専門的な内容すぎることと、難しい言い回しで書いてあることが多いのでわけわかりません。

 

ぶっちゃけエラーがでたら、内容を解読する前にGoogle先生でエラー内容をそのまま検索した方が、解読もしてくれるし解決方法もわかるし早いですけどね

 

プログラミング言語の公式サイトの原文は英語であるけど、よっぽど特殊な処理でない限り日本語でも十分情報は得られる

プログラミング言語の発祥地は、ほとんど海外なので公式サイトは英語で書かれています。

とは言っても、よっぽどマイナーなプログラミング言語でない限り「日本語版の公式サイトがない」ということはありません。

 

英語の方が世界的に使用している人口も多いし、プログラミング言語のほとんどは英語圏が発祥地であることから英語の方が情報量は多いですが、日本語でもプログラミングの情報を得られることは可能です。

 

 

英語力があるとプログラミングでどんなメリットが生まれるか

エンジニアで英語ができるとどんなイイことがあるのか

 

プログラミングと英語ができるようになるとどのようなメリットがあるかと言うと、次のようなメリットがあります。

 

  • インプットできる情報量が爆増
  • 働くフィールドが広くなる

 

どういうことか順番に説明していきますね。

 

 

インプットできる情報量が爆増

情報量が爆増すると、設計や開発で困ったときに調べるための材料が多くなるので、解決方法を探すときに大きな力になります。

 

英語で情報量が多くなる理由は、前の前述でも触れたようにプログラミング言語の発祥地が英語圏がほとんどだということと、日本語より英語の人口が圧倒的に多いからです。

 

具体的にどういうことかというと、ちょっとした検証をしてみました。

Googleの検索エンジンで「英語」と「english」で検索してみた結果です。

 

英語で検索
englishで検索

 

検索結果の件数が約20倍の差が出ました。

ここで行った検証は極端な物ですが、少なくても2倍以上は差が出ると思います。

 

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働くフィールドが広がる

先ほども少し触れましたが、プログラミング言語の発祥地は英語圏だし、英語人口は世界でもトップクラスです。

仮に海外との共同案件があったときに、「設計書は全部英語です」とか「英語で打ち合わせしないといけないです」と言った状況が生まれますよね。

 

日本人は英語を喋れない人が多いので、技術力はあるけどアサインできないということが起こります。

 

経験が浅くても、英語ができると設計書を日本語に直す仕事などでもアサインできます。

大きな案件にアサインした実績は、エンジニアの経歴として箔(はく)がつきます。

 

そう言った海外との架け橋的なエンジニアを「ブリッジエンジニア(又は、ブリッジSE)」と呼んだりします。

 

 

上で挙げた例以外でも、中小企業とかでよくあるのが「オフショア」です。

つまり、海外へ外注することです。

そこでのやりとりは英語となる場合が多いです。

そういう場合でも英語ができると流動的に仕事を回せるようになりますね。

 

オフショア先は中国やタイなどの東南アジア圏が多いです。

 

 

プログラミングと英語を同時に勉強する方法

プログラミングと英語を同時に勉強する方法

 

これからプログラミングを勉強する人向けに「プログラミング×英語」で両方いっぺんに学ぶ方法を紹介します。

方法としては、3つのパターンがあります。

 

  • IT留学
  • 英語も勉強できるプログラミングスクール
  • プログラミングと英語の勉強を同時にする ←1番コストが低い

 

順番にザックリ解説します。

 

IT留学

名前の通り、留学しながらプログラミングスクールに通う感じになります。

セブ島(フィリピン)のIT留学が有名ですね。

 

 

英語も勉強できるプログラミングスクール

専門的なプログラミングも学びながら、実践的な英語学習もセットになっているプログラミングスクールですね。

セットだからちょっとお得にもなっていたりします。

 

IT留学でも紹介しました、「Kredo」がおすすめです。

Kredoは珍しくオンラインでプログラミングと英語の学習ができるプランがあります。

 

自宅にいながら両方をセットで学べるのは効率的ですね

 

プログラミングと英語の勉強を同時にする

紹介した3つの中で1番コストがかからない方法です。

プログラミングは独学で勉強して、英語は英会話教材【ネイティブイングリッシュ】 みたいな聞き流し系とかにすれば、コスパはイイですね。

 

時間が取れる時はプログラミングの勉強して、通勤などのパソコンを触れない時は聞き流しで英語の勉強をする感じが効率的

 

 

まとめ:プログラミングと英語は超相性がいい付加価値になる

英語は付加価値になる

 

英語ができなくてもある程度は理解できればエンジニアとしてはやっていけます。

でも、上で解説したように英語ができるメリットも大きいです。

 

しかも、「プログラミング×英語」のスキルを持っている人は国内ではほとんどいないです。

 

10年近くエンジニアをやっていていろんな人と仕事をしましたが、私の周りでも1人ぐらいしか思い当たる人はいません。

それぐらい貴重な人材となります。

 

 

プログラミングスキル1本で成り上がるには、会社で1番の知識や経験・実績がないと無理です。

でも、プログラミングのスキルと英語などのスキルを掛け合わせることで、市場価値は跳ね上がります。

 

プログラミングに英語はマストではないけど、次のステージへ上がるためにスキルを習得するのもアリですね。

IT業界は実力で成り上がれるので、市場価値を上げて周囲との差別化をすることが収入UPや出世への近道ですね。

 

 

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