システムエンジニア(SE)がキャリアップするため知っておくべきこと

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心配している人
エンジニア歴ももうすぐ3年ぐらいだし、そろそろキャリアアップを考えないとな…
でも何すればイイんだ?
どういうことを意識しながらコレからの仕事をすればキャリアアップに繋がるだろう?

 

3年ぐらい立つと、「もう少し今の会社を続けようか」「キャリアップ転職をしようか」と考える時期ですよね。

私の場合だと新卒でIT企業に就職して、3年目ぐらいでキャリアップを意識し始めて、システムエンジニア歴が4年になる寸前でキャリアップ転職をしました。

 

転職前までは、社内のやり方しか知らなかったし、業界のトレンドなどを全然意識していなかったです。

でも、転職して大手企業の案件にアサインするようになってから、「今までやっていたことって古かったんだ!」と思うことがいくつかありました。

 

その中から、「コレは知っといた方がいい」と思ったことが3つありました。

この記事では、その3つについて解説します。

 

システムエンジニア(SE)がキャリアップするため知っておくべきこと

 

細かいことは、感じ方は人それぞれなので今は無視しますが、私が大きく感じた3つの知っておいた方がいいことは次の通りです。

 

  • システムの需要の変化
  • 開発環境の変化
  • 画面デザインの変化

 

この3つに関しては、けっこう衝撃を受けました。

1つ現在の状況を解説していきます。

 

 

知っておくべきこと:システムの需要の変化

システムの需要の変化

 

windowsアプリケーションからWebアプリケーションへ

 

私がまだプログラマーの頃は、Windowsアプリケーションの案件が多かったです。

 

今は職場環境でモバイル端末が使われることが一般化しましたが、その当時は、まだタブレット端末が普及したばかりでまだまだ仕事で使えるレベルではありませんでした。

 

ネットワーク環境も今より遅かったので、「ネットワークは有線が普通」という感じでしたね。

そういったインフラ面でも、システムのWeb化が普及していなかった原因でした。

 

 

それに加えて、WebアプリケーションはWindowsアプリケーションに比べてコストが高いです。

Windowsアプリケーションは.Net Frameworkの恩恵(おんけい)をすごく受けていたので画面の作成が超簡単でした。

 

ドラック&ドロップで画面に項目を配置する感じで直感的に画面の作成ができました。

その代わり自由度やデザインに関しては、いかにも「業務用」と言ったグレーな色合いで、今のWebアプリケーションのオシャレなデザインからしたらWindowsアプリケーションの画面はぶっちゃけダサかったです。

 

それが、インフラ面が整備されてモバイル端末も高性能になってきたため、Webアプリケーションが台頭するようになってきました

 

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知っておくべきこと:開発環境の変化

プログラムの書き方の変化

 

ASP.NET WebフォームからASP.NET MVCへ

 

より自由も高くてUXデザインにも力を入れなくてはいけなくなってきました。

ASP.NET Webフォームから、ASP.NET MVCへの変化です。

 

私は現在(2019年)バリバリASP.NET MVCで設計・開発をやっています

 

クライアントとサーバー間のやり取りがより明示的になり、Ajax(非同期通信)やりやすくなったことが印象的でした。

 

それと、Webフォームだと”PageLoadメソッド”にポストバックの分岐を必ず記述しないと画面の値がクリアされてしまっていた。

MVCになってからは、モデルと呼ばれるコントロールと紐付けれる変数と、ビューのRazor(レイザー)という仕組みのおかげで、ポストしても画面上の値がクリアされなくなりました。

 

個人的にですが、MVCは”ビジネスロジック”と呼ばれる処理部分と、”ビュー”の画面の要素がファイルで明示的に分かれているので、デザインや処理を書きやすいという印象です

 

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知っておくべきこと:画面デザインの変化

画面デザインの変化

 

WindowsアプリケーションからWebアプリケーションに変わったことでデザインが簡単に変更できるようになり、よりおしゃれでより自由度の高いUIへ変化していきました。

 

より直感的なUI(ユーザーインターフェース)への変化とUX(ユーザーエクスペリエンス)の重要性

 

先ほど言ったように、Webアプリケーションになったことでおしゃれでより自由度が高くなりました

自由度が高くなったということで、ユーザーがより直観的な動きを求めるように要望も変わってきました。

 

スマホやアイフォンの影響も大きいです

 

 

各業界で仕事内容がどんどんシステム化することで、老若男女あるゆる人がシステムを利用するようになりました。

それにともない、ユーザーの要望が誰でも理解できる直感的なデザインへと変わっていきました。

 

「より操作しやすく、より理解しやすいかつ、素早く情報を提供する」ということにこだわり始めたという感じです

 

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まとめ:キャリアアップするには、これからの変化も捉えられるように

これからの変化は・・・

 

私がシステムエンジニアになってからの変化をまとめてみましたが、ちょうど変化の時期でしたね。

キャリアアップを考えるなら、こう言った変化を常にアンテナの感度を良くして時代の流れを追って行けることが重要です。

それと、得た情報から、未来を予測していく力も重要だと私は思います。

 

 

その例が、これからはモバイル端末の台頭で持ち歩く時代になっていくということです。

 

パソコンからタブレット化になるということです

すでに導入している企業は多いです。

とは言っても、パソコンより実用的かというとまだまだそこまでは進んではいないという感覚です。

 

今はまだ4G回線ですが、爆速と言われている5G回線になることで外に持ち出しやすくなります。

そうなると、軽くて操作しやすくて持ち運びやすいタブレットが台頭することになるでしょう。

 

教育の現場はすでにIT化が進んでいますが、さらに加速することが考えられます。

紙とペンが教室からなくなる日も近いですね

 

 

黒板も大きなモニターに変わっていくのではないでしょうか。

毎年ほぼ同じことを教えるのに、毎回黒板に書くことは効率が悪いですよね。

 

それだったら、あらかじめ作成しておいたデータをタブレットで持ち運んで教室のモニターに映して動画や画像などを交えて授業をした方が効率的だし、今の子供たちはそういった文化になじみがあるのですんなり受け入れられると思います。

 

生まれた時からタブレットやスマホがあるという世代になってきているということも、深く関係がありますね

 

 

近頃は、スーパーのレジも自分で商品のバーコードを読み込んで支払するといったシステムが導入されています。

お年寄りには、慣れるまで難しいかもしれませんが、若者はシステム世代に生まれてきているのでシステム化することに抵抗が少ないということですね。

 

 

こう言ったことを話せるようになれば、あなたに対しての周囲の印象は全然違うものとなると思います。

常に最新の情報を感じ取り、一歩先を考えることはシステムエンジニアにとても大事なことですね。

 

 

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