プログラミングに向いているOSはWindowsとMacのどっち?(プロが答えます)

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プログラミングの勉強をしたいけどOSはWindowsとMacどちらを選べばイイんだろう?
パソコンも32bitと64bitもどっちがイイんだ?

 

就職や転職、副業など、これからIT業界に足を踏み入れるにはパソコンはマストアイテムです。

 

せっかく購入するからには、勉強だけじゃなく仕事でも使いたいですよね。

この記事では、プログラミングで仕事をすることを前提に3つの観点でWindowsとMacはどちらを選べばイイのかをプロの目線で解説します。

 

プログラミングに向いているOSはWindowsとMacのどちらか向いているか

プログラミングに向いているOSはWindowsとMacのどちらか向いている

 

「プロの目線」ということで、情報の担保として私の現在の状況をザックリ説明します。

  • システムエンジニア(SE)歴:9年目
  • 上流工程〜下流工程までの開発実績あり
  • プログラミング言語は9言語の開発実績あり

 

これで、「プロの目線」という言葉に対して担保できたと思いますので解説していきます。

 

 

 Windowsについて

 

はじめにWindowsOSだと32bitと64bitがありますが、64bitを選びましょう

ユーザー環境も64bitが増えてきているので、そういう意味でもWindowsOSなら64bitがイイです。

 

 

【32bitと64bitの違い】

ザックリいうとメモリーの容量の違いがあります。

パソコンの信号は2進数です。つまり0か1かです。そのデータ量をどこまで処理することができるかということです。

  • 32bit:2の32乗
  • 64bit:2の64乗

上の2つをみてもらえばわかるように、64bitの方が扱えるデータ量が多いです。

当然、64bitはデータ量が多いので32bitも内包していますが、その逆はありえません。

 

 

OSを選ぶ上での3つの観点

 

まず、WindowsかMacを選ぶ上での3つ観点を紹介します。

  1. 会社で働く or フリーランス
  2. システムの種類
  3. フレームワーク

 

上の3つの観点を紐解くと次のようになります。

①はプログラミングを習得したらどのように働いていくか

②は何を作りたいか

③は「②を実現させるためにどのようなフレームワークを使うか」です

 

それでは、1つずつ解説していきます。

 

OSを選ぶ上での観点①:会社で働く or フリーランス

「プログラミングを勉強中だよ〜」という人は習得後はどのようなマネタイズを考えていますか?

 

ぶっちゃけ次の2パターンしかないと思います。

  1. 会社に就職してエンジニアになる
  2. フリーランスエンジニア

※私は現在①に該当しています。

 

①で考えている人が多いと思います。

①という人は、特別な理由がない限りWindowsにすることをおすすめします。

②の人は、WindowsでもMacでもどちらでもイイです。3つの観点の残りの2つ次第ですね。

 

 

なぜ、①の人はWindowsがおすすめなのか

IT企業のシステム開発で、「OSはMacを使っている」という会社は今まで聞いたことがないということも理由の1つですが、それとは別に大きな理由があります。

 

WindowsはMacと比べてとても汎用的で、ユーザーもWindowsを使用している可能性が特大だからです。

 

 

それと、システムの要件によっては外部のソフトを使用しなくてはいけなくなる機会も少なくありません。

そのほとんどは、Windowsのみサポートというモノです。

Grape Cityの”SPREAD”など

 

 

OSを選ぶ上での観点②:システムの種類

プログラミングでどういったシステム or アプリを作ろうと考えていますか?

 

ここでは、ぶっちゃけていうと「どちらでもイイ」というのが結論ですが、開発環境の互換性を判定基準として比較していきます。

 

 

“OSを選ぶ上での観点①”の箇所でも少し触れましたが、企業系の業務に関わるシステムを作成することを目的としているならWindowsがおすすめです。理由は上で説明した通りです。

 

開発環境にもよりますが、オンラインのシステムやアプリならOSに依存しないのでWindowsでもMacでもどちらでもイイと思います。

 

OSに依存しないオンラインシステムやアプリとは?

わかりやすいジャンルでいうとPCのオンラインゲームがそれにあたります。

オンラインゲームは基本的にChromeやIEなどのインターネットブラウザ上で動きますので、OSには依存していません。

 

他にも、クラウド系のサービスとかも該当しますね。

 

 

OSを選ぶ上での観点③:フレームワーク

ここはガッツリ開発環境のことです。

 

ここでも、WindowsでもMacでもどちらでもイイところではあるものの、「どんなフレームワークをメインとするのかと」いうことにフォーカスして比較します。

 

 

例えば、企業系の業務用のシステム開発では”.net framework”をよく使用するのですが、そうした場合はWindowsがおすすめです。

“.net framework”はMacでもできますが、MicroSoft製品なのでWindowsとの互換性が高いです。

しかも、”.net framework”のフレームワークを使用する開発ではVisual Studioを使用してシステムを作成することが多いと思います。

Visual StudioもMicroSoft製品なのでWindowsとの相性はイイです。

 

 

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まとめ:好みである要素は多いものの…

PCの好み

 

プログラミングをする上で、OSはWindowsかMacのどちらが向いているかを3つの切り口でで比較しました。

 

結論としては、「どうしてもMacを使いたい」ということではないのならWindowsにするのが無難ということです。

中にはMac信者の人もいると思いますが、そういう人はMacでもOKです。

 

ちなみに私は仕事ではWindowsですが、自宅のパソコンはMacです。用途によって使い分けています。

 

パソコンは今や仕事をする上でマストアイテムです。プログラミングをするなら100%必須です。

プログラミングの勉強をするだけなら、ぶっちゃけどんなパソコンでもできます。

でも、仕事でも使うなら専用のパソコンの購入した方がイイと思います。パソコンの性能は作業効率に直結するので速いに越したことはありません

 

モチベーションも上がるので、少し勉強してみて「続けられそう」と思ったら購入してもイイと思いますよ。

プログラミングの勉強はモチベーションの維持が大事ですからね。

 

 

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