
スキルに自身ないし入社してからやっていけるかな〜
ITの仕事内容の実態はあまり知られてないし、プログラミングはやったことないとちょっと不安ですよね。
結論を先に言っちゃうと、未経験でも就職できるし、スキルが不安でも入社してからやっていけます。
なぜそんなことが言えるかというと、自分がそうだったからです。
その経験から現在(エンジニア歴10年目)に至るまででわかった、IT転職で失敗しないノウハウを手順として解説します。
未経験のIT転職で失敗する原因
そもそもIT転職での失敗はどういうものがあるかというと次の2つです。
- 転職に失敗
- 入社して失敗
①転職に失敗
「内定がもらえない」という失敗です。
原因はいろいろだと思いますが、大きな原因は次の3つです。
- 準備不足 ←履歴書の内容が薄い(アピールできていない)
- 知識不足 ←IT業界の予習が全くできていない
- 武器無し ←勉強した実績などの証明ができていない(※)
※エンジニアの勉強をする上でプログラミングしますよね。勉強の過程で作ったアプリやシステムなどを面接時に実際に見せると効果抜群です。
②入社して失敗
自分の想像と実際の働き方のギャップで「こんなはずじゃなかった」となってやめてしまうという失敗です。
- 将来像がイメージできていない ←自分がIT業界で働くイメージができていない
- エンジニアのジャンルの知識不足 ←自分の希望のエンジニアでなかった
- 考えることを諦めてしまっている ←たまにこういう人がいます
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未経験者がITの転職活動で注意すること
転職活動で1番重要使うのは転職サイトですよね。
IT企業の募集要項や企業概要は専門用語が多くてわかりづらいです。
ここでは、全ての専門用語の説明はしませんが、特に注目しておかないといけないモノをピックアップして用語の説明と解説をします。
そのあとは、面接時に必要なモノをまとめました。(実際に私が持参したモノです。)
IT企業の転職情報で注目する用語
まずは働き方や勤務形態についてです。
エンジニアは代表的な働き方や勤務形態は次の3つです。
- 自社開発
- 社内SE
- 派遣 or 常駐
①自社開発
スタンダードな働き方です。
案件を受注して自社で開発を行います。
サラリーマンの一般的な働き方ですね。
②社内SE
IT企業に限らずいろんな業種の企業にあるIT部門のような感じでの仕事内容が主な内容ですね。
自社のシステムを自分の会社内で開発&保守をやっていく感じです。
主なユーザーが社内の人なので、自社のやり方だけ覚えればあとは開発だけなので、比較的に転職してからの失敗が少ないと思います。
③派遣 or 常駐
面接や企業フェアなどでは、「客先常駐」とよくいったりします。
案件の都合で本当に客先に常駐しているケースや、企業間の派遣契約で他社のIT企業の開発を手伝うという感じの働き方の2種類です。
チームで常駐するケースや1人で常駐するケースなどがあります。
面接時に必要なもの
面接時に必要な物は次の2つです。
- 履歴書 ←必須
- 技術経歴書 or 実績を証明できる物 ←必須ではないけどあった方が絶対いい
履歴書は必須ですよね。
「技術経歴書 or 実績を証明できる物」という物は何かというと、「自分はこんなことができますよ」と言うことを裏付ける証拠です。
つまり、「私はプログラミングできます」と言うのはかんたんだけど、面接官は「本当にできるの? or どれぐらいのレベル?」と思います。
未経験の人は副業でプログラミングをやってない限り実績は積めないですよね。
そこで、役立つのは「実績を証明できる物」です。
エンジニアを目指すならプログラミングは絶対勉強しますよね。
勉強の最後に自分のアピール用に何か作ってみましょう。
例えば、フロントエンド系の勉強をしたなら仮想の会社や店のコーポレートサイトなどを作ってみるとイイと思います。
バックエンド系なら、シンプルなマッチングサイトとかがイイですね。
思い切ってクラウドソーシングサイトで簡単な仕事を受注してみるのも1つの方法です。
※国内で有名なクラウドソーシングサイトです。仕事を見るだけなら登録しなくてもイイので興味のある人はどうぞ
失敗しないIT転職サイトの選び方のポイント
失敗しない転職サイトの選び方のポイントは2つです。
- 複数の転職サイトに登録する
- 転職エージェントがつく転職サイトにを1つは登録する
①の「複数の転職サイトに登録する」方法は、情報の取りこぼしを防ぐための対策です。
同じ企業でも転職サイトによって掲載している内容が違う場合がありますし、Aサイトに掲載があってBサイトには掲載されていない企業もあります。
②の「転職エージェントがつく転職サイトにを1つは登録する」に関しては、相談相手の確保です。
「自己PR」や「希望理由」などの書き方のコツを教えてもらえます。
第3者に見てもらうことで、自分よがりな文章にならないようにできます。
面接時のアドバイスもくれると思うので、大いに活用すべきです。
今までプログラミングと関係ない仕事をしていたけど、未経験でシステムエンジニア(SE)になれるのかな... 結論から言うと、未経験でもシステムエンジニア(SE)にはなれます。プログラミング未経験でIT業界[…]
まとめ:企業自体の情報に惑わされてはいけない
転職経験者+エンジニア歴10年目の私のからのアドバイスとしては、「企業のサイトや転職サイトに登録されている情報で会社の印象を決めつけない」と言うことです。
転職サイトや企業のサイトにウソは書いていないことは間違い無いと思いますが、それは会社の情報であって自分にとって働きやすいかどうかは別の話です。
転職は企業の大きさや給料面も大事ですが、新しい環境に挑戦する場合は「この業界で続けられるか」ということも企業選びのポイントにすると失敗しないと思いますよ。
自分がIT業界でエンジニアとして働いている将来的なイメージをできるだけ明確に持つことが大事ですね。
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