システムエンジニア(SE)に必須の知識は3つ(予習できるのは2つだけ)

予習
考え人
システムエンジニア(SE)になるためにプログラミングの勉強しているけど、それだけでいいのかな~?
他に勉強しといた方がイイことってないのかな~

 

この疑問にたどり着いた人は、勘がイイです。

システムエンジニア(SE)は、プログラミングの知識だけではなれません。

 

この記事では、システムエンジニアの業務をしていく上で代表的な知識を3つ紹介します。

「なぜ必要か?」、「どうやって勉強すればいいのか?」というところまで深堀りして解説します。

 

システムエンジニア(SE)に必須の知識は3つ

システムエンジニア(SE)に必須の知識

 

必須の知識の選定基準は、私が実際に仕事をしていて「この知識は必要だ」と感じた3つを挙げています。

その知識というのが次の3つです。

 

  1. プログラミングの知識
  2. パソコンなどの環境面の知識
  3. 業種知識

 

優先順位で並べています。

 

①のプログラミングに関しては、いろんなところで言われていますよね。

 

②に関しては、「インフラじゃん」よ思うかもしれませんが、システムエンジニアも最低限の知識は必要です。(ユーザー先で環境を整えるのに必要)

 

③はアサインする案件次第ですが、ユーザーの業種の知識やルールなども知っておかないとシステム設計はできません。

 

 

予習できるのは2つだけ

 

さっき挙げた3つの内、独学などで勉強することができるのは、①の”プログラミング”と②の”パソコンなどの環境面の知識”ぐらいです。

 

②に関しては、勉強はできるけどユーザー先によって環境は違うのでIIS(Internet Information Services)の設定やネットワークの設定など、基本的な部分しかできないですね。

 

 

①プログラミングの知識

プログラミング

 

プログラミングの知識は、プログラミング言語やプログラミングの書き方といったスキル面の要素が強いです。

 

 

なぜ必要か

 

言うまでもないですが、プログラミングができないとシステムエンジニアにはなれません

 

そもそも、システムエンジニアはプログラマーの上位職です。

プログラマーはプログラミングができないとなれないのでプログラミングの知識・スキルは必須です。

 

 

どうやって勉強すればイイのか

 

3つの方法を紹介します。

  • 独学
  • プログラミングスクール
  • 就職してから勉強する ←荒技

 

独学

字のごとく自分で勉強していくことです。

全て自分でやらなくちゃいけないし、続けるためのモチベーションの維持が重要となりますね。

 

相談できる人がいれば、より頑張れますね。

 

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プログラミングスクール

全て教えてもらえるので、短期間で覚えられるし、続けられるし、モチベーションも維持できるし、スクールによっては転職のサポートもあるのでメリットは独学に比べるとかなり多いと言えます。

 

でも、受講料がちょっと高いというところがデメリットですね。

【業種別・年齢別】システムエンジニア(SE)の年収の比較と推移”の記事にもあるようにシステムエンジニアの給料水準は高い方なので、すぐにチャラになると思います。

 

プログラミングスクールは、先生が「実際の現場を経験したことがある」か、「現役のシステムエンジニアである」というところを選定のポイントにした方がイイですね。

現場を知らない人が、システムを語れないと思うので。

 

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就職してから勉強する

荒技ですが、就職して仕事をしながらプログラミングを覚えるという方法です。

新卒採用なら可能ですが、転職だと「そもそも採用されない」ということも起こりえます。

 

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②パソコンなどの環境面の知識

パソコンなどの環境面

 

開発環境を選定するときや、システムを導入するときに必要な知識です。

 

 

なぜ必要か

 

Webシステムの導入時はユーザー環境でネットワークなどのトラブルが起こる場合が多いです。

クライアント系のアプリの場合だと、ローカル環境の別アプリが干渉して正常に動かないといったことも起こります。

 

上で挙げたトラブルは基本的にその場で対応となる場合がほとんどです。

原因に目星を付けて迅速に解決するためには最低限の知識が必要となります。

 

目星を付けることを業界用語では、「当たりをつける」と言ったりします

 

 

どうやって勉強すればイイのか

 

トラブルに関しては、予測はできないので「コレを勉強しましょう」ということは言えないです。

よく起こりやすいトラブルや、システム開発をする上でよく使われる技術的な事例を用語単位で挙げますので、検索してみてください。

 

  • IIS(Internet Information Services)
  • シングルサインオン
  • ファイヤーウォールのポート
  • ユーザー権限

 

 

③業種知識

会社

 

製造業や金融業、運送業などの業種の知識です。

法律が関わってきたりする場合もありますね。

 

 

なぜ必要か

 

システムは必ず何かの業種と密接に関わっています。

システムを設計する上で、その業種の知識は最低限必要になります。

 

例えば、経理のシステムだと簿記の知識は必要です。

銀行のシステムだと、その銀行の業務や運用ルールなどの知識も必要です。

 

 

どうやって勉強すればイイのか

 

業種の知識に関しては自分が関わるシステムがわからない以上、勉強のしようがないですが、「とりあえず、この知識があれば役立つ」と言ったものはあります。

 

それは、「簿記」です。

どんな業種でも金額の計算はありますよね。

 

ぶっちゃけ、簿記の知識があればシンプルな経理のシステムは作ることができますね

 

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まとめ:「狭く深く」より「広く浅く」

 

 

プログラミングの知識だけでは、プログラマーにしかなれません。

システムエンジニアは基本的に要件定義や設計が主な仕事です。

 

プログラミングの知識やスキルは必須ではありますが、それ以外の知識も必要です。

 

私の場合だと製造業系のシステム開発が多いので、製造業の最低限の知識や仕組みなどは頭に入っています。

 

 

業務知識に関しては、仕事をこなしながら覚えていく知識なので、システムエンジニアになる前の段階では、知識があっても無駄ではないですが必須ではないです。

 

 

システムエンジニアをやっているといろんな業種と関わる機会があります。

その分野を深く知ることがイイとは思いますが、人間には覚えられる範囲に限界があるし、あまり関わっていないと忘れてしまいます。

 

私は「広く浅く」がいろんな仕事をこなす上でちょうどいいと思っています。

とは言えどんな仕事にアサインするかはわからないので、働き方に合わせて「広く浅く」か「狭く深く」を選択して勉強していけばいいと思いますよ。

 

 

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