
やっぱり雑記ブログじゃなくって特化ブログにしたほうがよかったんじゃ…
ブログを始める時は、雑記ブログは始めやすいですよね。
このサイト(e-blog)も雑記ブログです。
でも、雑記ブログは特化ブログに比べて伸び率が悪いです。
ちなみにこサイトでは、記事数が100記事だったころのPV数でも10,000PVを越えていました。
記事量産ではなく、質を高めた記事を書いて伸ばしました。
この記事では、初心者向けに”雑記ブログ”と”特化ブログ”について少し触れてから、雑記ブログと特化ブログを比較しながら伸び率が悪い理由や、雑記ブログの伸ばし方をこのサイト(e-blog)を例にわかりやすく解説します。
”雑記ブログ”と”特化ブログ”の違い
初心者向けに改めて”雑記ブログ”と”特化ブログ”の違いをザックリ解説します。
”雑記ブログ”と”特化ブログ”の定義は上の通りです。
SEO的な違い
雑記ブログと特化ブログの違いは「検索エンジンの評価が分散してしまうかどうか」です。
雑記ブログでも検索ボリュームが少なくて、超良質な記事なら単体記事で検索順位1位は可能ですが、サイト全体の評価としては微妙です。
それに比べて特化ブログは、「そのジャンルのプロフェッショナル」的な評価を受けるのでサイト全体としての評価が高くなるので、全体の記事が上位表示されやすい傾向にあります。
深堀りすると、良質なコンテンツの評価基準であるEATの”E”(Expertise:専門性)が雑記ブログに比べて強くなるからです。
- 特化ブログ:1ジャンルのみなので評価が分散しない
- 雑記ブログ:さまざまなジャンルの記事となるので評価が分散する
「せっかくブログをやるならPV数がほしい」と思いますよね。そのためには、Googleの検索エンジンで上位表示される必要があります。その方法を調べると、”良質なコンテンツ”というキーワードが出てきます。「良質」って結構ボヤ[…]
雑記ブログのPV数が伸び悩む理由
このサイトを立ち上げた最初の頃はPV数が伸び悩んでいて10~50PV/日ぐらいでした。
このサイトを例に伸び悩んでいた原因をを分析すると次のような感じでした。
- 本当の意味での”雑記”になっている
- 書き方が日記になっている
- 自己満な内容になっていて読者への価値ゼロ
- デザインが雑記の良さを活かせていない
1つ1つ理由と改善方法を解説します。
ここでの改善方法は原因に対しての改善なので、PV数を伸ばす施策ではないです。
「最低限、直さないとね」ということですね。
本当の意味での”雑記”になっている
雑記ブログなので間違いはないですけど、記事の内容のジャンルが10コ近くありました。
内容がバラバラ過ぎるし関連性も全くなしの状態だったので、内部リンクも貼ることができなかったですね。
改善方法
似ているジャンルは1つのカテゴリーにまとめて、完全に独立していて検索順位も60位以上の記事は削除しました。
これによりサイトに一貫性が生まれて、内部リンクも貼りやすくなったことと、「どのカテゴリーに何があるか」がわかりやすくなりました。
書き方が日記になっている
雑記ブログでありがちですが、書き方や文章構成が完全に日記となっていました。
自分的には読みやすいけど、読者のことを何も考えていない独りよがりな内容でした。
改善方法
読まれることを意識して文章構成を考えるようにしました。そのうえで、第3者に見てもらって「わかりにくい箇所」などの洗い出しをしました。
自己満な内容になっていて読者への価値ゼロ
専門用語が多かったり、一般的な表現ではなくわかりにくい表現になってしまったりしていました。
「ターゲットは誰で、どういう解決策がある」といったコンテンツとしての基本的なことが抜け落ちていました。
改善方法
記事を書く前に、次のようなことに気をつけて書くようにしました。
- 誰に向けた内容
- 悩みの明確化
- 解決方法
- 根拠
デザインが雑記の良さを活かせていない
”雑記ブログ”でも”特記ブログ”でもどっちでも違和感ないような無難なデザインでした。
改善方法
雑記ブログなので、さまざまな内容の記事がある中で見せ方を次のように工夫しました。
- どんな内容の記事でも探しやすくする
- このサイトで一番人気の記事をわかりやすくする
- 読んでほしい記事をわかりやすくする
雑記ブログのPV数の伸ばし方
このサイトでは、”SEO的な視点”と”自分が読者だったら”の2つの視点をベースにPV数を伸ばす施策を行いました。
どのようなサイトでも使える方法ということと、冒頭で紹介した通りこのサイトのPV数での実績があるので結果が出ると思います。
- サイトのテーマを3つぐらいに絞る
- プロフィールを全面的に出す
- 日記口調や説明口調になりすぎない
- 違うジャンルの記事でも内部リンクを貼れるような記事を書く
サイトのテーマを3つぐらいに絞る
雑記ブログでも、記事数が大量(500記事以上ぐらい)にある場合はテーマが多くてもOKだと思います。
でも、初めのうちは3つぐらいのテーマで進めた方がPV数を上げやすい傾向です。
理由は前述で触れたように評価の分散を防ぐためです。
プロフィールを全面的に出す
雑記ブログは特化ブログと違って、いろんな内容をいろんな観点で書きますよね。
正体不明の人が書いた”考え”や”How To”の記事を読者として「読みたい」と思いますか?
SEO的にも評価基準であるEATの”A”(Authority:権威性)や”T”(Trustworthiness:信頼性)の観点から、正体不明だと検索順位は伸びずらいと言えます。
正体不明というのは、読者的にもSEO的にもデメリットでしかないということです。
とは言え”身バレ”したくない人も少なくないと思うので、可能な範囲で公開した方がイイですね。
日記口調や説明口調になりすぎない
日記っぽい文章構成は読者として読みづらいですよね。
逆に説明口調になりすぎると、雑記の良さが活かせないので「特化ブログにした方がいいですね」となってしまいます。
説明口調をちょっと崩したぐらいの感じだと人間味もでて固定読者が獲得できるかもですね。
違うジャンルの記事でも内部リンクを貼れるような記事を書く
上で「テーマを3つぐらいがイイですよ」と言いましたが、このテーマは全く関連性のないモノを選択している人もいると思います。
「関連性もないのに内部リンクを貼っても逆効果じゃないの?」と思うかもしれませんが、記事の内容次第で関連性を持たせることができます。
例えば、このサイトでのテーマで”ビジネス関連”と”赤ちゃん・子供関連”の記事を扱っていますが、関連性はないように見えますよね。
下の”赤ちゃん・子供関連”の記事では内容を工夫することで、関連性のない”ビジネス関連”との間で関連性を生み出し内部リンクで繋いでいます。
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他にもありますが1つの記事だけじゃなく、複数でうまくつなぎ合わせることで回遊率やサイトへの滞在時時間が増えてサイト自体の評価が上がります。
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まとめ:雑記ブログでもテーマは必要
雑記ブログは”雑記”なので、自由に書けることが魅力ではあるもののSEOを意識するなら最初はテーマに沿った記事を書いていくことがベストです。
特にWordpressなどで自分でサーバーレンタルして運用している人は収益も意識する人は多いと思うので、本当の意味で雑記ブログをしていると収益が出るまでかなりの時間がかかってしまう可能性があります。
今時点で雑記ブログを運営している人は、「記事を消しましょう」とは言わないので、全ての記事を整理してみることがおすすめです。
その上で、今後の運営方針を決めて記事を書き進めることで、サイト全体として順位が付き始めると思いますよ。
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